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カテゴリ:お気楽~観劇日記~
何故、この舞台が観たかったかというと。。。
そりゃもぉ単に《魔界ワールド》というか(笑)“妖美・妖艶・輪廻”等々の世界が このうえなく大好きだからでございます♪ ![]() 7月に歌舞伎座で泉鏡花三昧した余韻が未だ消えうせず・・・ってのもあるかも。 ![]() 『魔界転生』といったら、何はさておき、まずは美少年の代名詞ともいえる 益田四郎少年こと《天草四郎時貞》。 こんなに“クルス”の似合うニッポン男児は、彼をおいて他にいないでしょう ![]() あと、エリザベスカラー(違?)もっ♪♪♪ あ~ん ![]() ![]() 今回、特に期待していたのは、ポスター等でお披露目された天草四郎@成宮寛貴の美しさ♪ ![]() もともと、どちらかというと好きな顔立ちではあったので、あのお衣装やメイクで どこまで妖美オーラ ![]() 芝居ではなくダンスっぽい動きだけで表現される、一揆から転生のシーン。 まずまず期待どおりの、何か強い意志を感じさせるようなキリリとした美少年っぷり。 ![]() 転生シーンでは上半身裸なので、細身で筋肉質な背中とかが 超~らび☆ミ好み♪♪♪ ![]() だが。。。魔界衆を引き連れて、あらためて登場した彼は・・・。 チラホラと耳にしてはいたが、なるほど、何故か“オカマキャラ”。(苦笑) あれは、いったいどーゆー意図なわけ?(;^_^A 演出側の指示でしょうか?それとも。。。 ![]() でもまぁ、しなやかな指先&マントの翻し方(らび☆ミ@超~マントフェチ/w)に免じてヨシとするか♪ あーでも、真っ赤なルージュ&マニキュアはいただけないわぁ~。(-_-;) ダークレッドとかならまだしも、やっぱ魔界系は“黒”にしてもらいたい!! あれも“オカマキャラ”を助長する一因となってたような。。。 ![]() 独特のセリフ回しが気になりつつも(^^;)物語はポンポンと進んでゆき、柳生十兵衛@橋之助の登場。 アタシねぇ、すっごい勘違いをしていたの。 このお話って・・・柳生十兵衛が主役だったのね ![]() ![]() ずぅ~っと天草四郎だと思ってましたわ。 観劇中も、何の疑いも持たず。(≧▽≦)ゞ 昔の映画でもジュリーのインパクトがもの凄くて、金色の眼とか、首を抱えてたりとか、 「えろいむえっさいむぅ~」って呪文とか。(笑) だから、てっきり主役はこの人かと。(;^_^A 実は、十兵衛の方がメインだったのね。 その、十兵衛チームの面々が、テンポが良くオモシロキャラの集合体! 個人的には知らない方ばかりで(舞台あまり観ないので^^;)役柄そのものを楽しめたし、 随所に散りばめられた笑い ![]() ![]() 複数の組に分かれて、敵の目を欺きながら進む道中での爆笑パフォーマンス ![]() 後に幽霊となって(笑)地図を使ったわかりやすい説明や実況中継の実演など、大活躍。 子役のボクも大人顔負けの堂々っぷりで(この日は渡部駿太クン)お銭役のエンクミこと 遠藤久美子さんと共に、一番セリフが聞き取りやすく、とても耳馴染みの良い声でした。(*^^*) そうそう、エンクミちゃんね! もぉ~ビックリよっ! ![]() 「パンフレットに載ってるのに出ないなぁ。^^;」なんて思ってたら、「うぁ!このヒトいいなぁ~。 好きだなぁ、こうゆう女優さん♪」って思ってたのが、何とエンクミちゃんだった。(爆) 十兵衛側に送り込んだスパイお品@馬渕英里何のお目付け役だと思わせといて、実は・・・。 テレビで見てたような、ちょっと天然系の明るいキャラとはうって変わって、こんな役が出来る 女優さんだったとは!! と~っても華奢だけど、眼ヂカラ ![]() 魔界衆でなく、人間だったことにダブル驚っ!!(笑) スパイだったけど、最期は十兵衛を命を懸けて守るという切なさを見せたお品。 四郎のシモベだった時に浜辺で繰り広げられた、あられもないシーン(笑)には ちょっとドキドキしちゃいましたわ。(/o\) そんなことしちゃう成宮クンといい、裸の背中に文字を書くふりをする橋之助さんといい、 これぞ、まさしく役得ですわよねぇ~♪ ![]() いつも舞台を見て必ず思うのは「女優さんって何て綺麗なのぉー♪♪♪ ![]() 魔界衆の女性たちが一様に華があり、各々個性的な美しさを醸し出していたので パンフレットで確認すると、どうやらタカラジェンヌっぽい名前ばかり。 しかも、ひとり確かに記憶している〔瑠菜まり〕さんは顔も見覚えがありました。 さすが、数々の舞台で培った経験は、こうして出るものなんですね。 ![]() で、最後に四郎は十兵衛にトドメを刺されるんだけど、そこはホラ“化け物”だから 簡単には死なないとか、何か不思議な現象が起こるとか、めちゃんこ期待しちゃってたわけよ。 「きっと、ポスターで見たお衣装で再登場して宙を舞うに違いない!(≧▽≦)」と。 あぁぁ、カンペキに《猿之助歌舞伎》に ![]() でもさっ! きっと多かったと思うのよ~。アタシみたいな妄想を抱いてた人。^^; あのポスターは・・・あくまでも宣伝用だったのね。 ガックリ。 ![]() 倒れたままピクリとも動かず、カーテンコールにもそのまま出てきたのには、正直、苦笑。 このとき悟ったのです。 「あ・・・主役は十兵衛だったんだ!」と。(核爆) 全体的な印象としては、ちょっと消化不良(^^;)気味なところも無きにしもあらず? それはまぁ、天草四郎@成宮クンの力量不足かなぁと思わざるを得ない点も 多少あるんだけど・・・例えば、ラストのちょっと狂気じみてゆくところとか、もう少し 落ち着いて魅せてくれてもいいかな、とか。 何かね、ちょっと大劇場での演じ方じゃないんじゃないかな~と距離をおいて見てしまった。 ![]() 舞台は場数を踏んでこなしてゆくものだから、これを新たな糧として、更なる成長を期待。 ![]() な~んて偉そうに言っちゃったよ。 あひゃひゃ。(;^_^A お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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