~目覚める夢~
ちっちゃい頃から大好きだった〔シンデレラ〕。らび☆ミの中では今でも憧れのお姫様♪その〔シンデレラ〕がキービジュアルになっている天野喜孝展《マニエラ》、最終日にやっと見に行くことができました。しかも、上野駅出口付近のイベントコーナーで前売り券が買えた!ラッキー♪当日券1300円のところ、1000円で入場できたのだ♪(^m^)上野の森をお散歩するのにちょうどよいお天気、お昼だったけど陽射しもそれほど強くなく生い茂った緑の綺麗なこと♪その中に溶け込む《マニエラ》へのお誘い♪ この絵が、今回〔お姫様シリーズ〕として展示されている中の【シンデレラ】です。(*^^*)どのプリンセスも本当に美しく、そして冷たい。でも、その無表情にも見える顔をじっと見ていると、不思議なことにいろんな感情を訴えかけてくるように思えるのです。これはプリンセスに限らず、らび☆ミが〔天野ワールド〕に心酔する最大のポイント。一見、感情とは無縁の孤高の存在である絵の中の人物と対峙するとき、魂の奥底まで入り込んでくる、哀しみとも喜びとも言い難い、独特のオーラをこちらに向けて放ってくる。それが怖くもあり、怖いもの見たさで引きずり込まれてみたい・・・アブナイ誘惑♪今回の作品の中で特に強く惹かれたのは、やっぱり【黒衣の剣士】などの王道作品というか、〔吸血鬼ハンター〕路線とでも言いましょうか。。。って、そのままやんか。(笑)あの線の細さ、妖しい冷たさ、儚さ・・・あぁ、もうすべてがイトオシイ♪(/o\)【SUPERMAN】でさえ、正義のヒーローではなく〔悪の華〕に見えてくる。。。素敵っ!(≧▽≦)そして、【New York Night I】を目の前にしたとき、あまりの迫力と色使いの激しさに息を呑んだ。3m×16mのロールペーパーに端から描いてゆき、ご本人も撮影時に初めてその全貌を目にしたという、陳腐な言葉では到底言い表すことが出来ない、圧巻の巨大原画。そのインパクトに圧倒されながらもずっと眺めていると、何故だか涙があふれてきた。絵を見て泣いたのは・・・マリー・アントワネットの大肖像画を見たとき以来。〔花と蛇〕コラボレーションの原画も素晴しかった!あんなに美しいエロスの世界があるなんて♪描かれた黒髪の美しいこと!!〔ファイナルファンタジー〕や〔N.Y.Salad〕など、本当に多彩なジャンルの出展に改めて〔天野ワールド〕の奥深さを感じたのでした。(*^^*)記念に何か欲しくてポストカードを見たんだけど、目にしたばかりの原画とのあまりのギャップに結局一枚も買えませんでした。 だって全然違うんだもーん。<当たり前^^;で、【シンデレラ】が描かれた携帯ストラップを購入。 何より欲しかった《マニエラ》図録は、お小遣い不足のため泣く泣くあきらめた。(T_T)これ使っちゃったら1500円しか残らない。いくら何でもヤバイっしょ?(笑)・・・が、何とっ!!帰宅すると座談会依頼の電話が!しかも明日。えええ??臨時収入あるじゃぁーん。こんなことなら買っておくんだったぁ~。(ToT)