褒めて育てる…だよね

最近、よく思うこと…。

自分のまわりを見つめると、努力する人　努力しようとしている人がたくさんいる。
みんながんばってるな～
私もがんばろ～

それぞれ目的は違うから、努力する事項は何であれ素晴らしいことだと思う。

もちろん、努力したからといって　みんながみんな良い結果は残せないだろう。
生まれながらの才能・向き・不向き…
いろんな要素がからんでくる。



私の３つ年下の従妹は、ピアノと声楽の先生である母を持ち３歳頃から小さなバイオリンを与えられた。
お盆、お正月くらいしか会えなかったけれど
田舎へ帰省する時も必ずバイオリンケースを持って来た。

ということは…
親戚が集まり　ワイワイガヤガヤ楽しい時間を過ごす傍ら
叔母と従妹は、少しはなれた部屋でレッスンを始める。

私も小さかったのでバイオリンの音は覚えていないが
叔母が従妹の手をたたく　ピシッ！という音は耳に残っている。

叔母は、歌うような口調で話をする普段は、とても優しい人だったが
この時ばかりは　豹変していた。

従妹の普段の生活は知らないが　一事が万事…
想像できる。

叔母と従妹のこの努力の結果、音楽の東大といわれる大学に入学し
TVやあらゆるシーンで活躍中のバイオリニストとは、先輩後輩の間柄で
学生時代、演奏旅行で海外へも出かけていた様子。

あの時の努力なくしてこの結果は得られなかっただろう。

努力するといえばもう一つ
また　音楽ネタになってしまうが
小町のエレクトーンの先生。

いつも素敵な服のセンスで　なるほど～！とマジマジ見てしまうこと多々あり。
なのに、最近　顔やヘアースタイルまでもがお疲れのご様子…

「もう、美容院行く暇もないのよ～」
と、柱にもたれかかり今にもヒョロヒョロと今にも倒れていきそう。

毎年、自分の生徒を県大会にまで持ち上げる豪腕先生だが
間近に控えたコンクールのために　アレンジ作業に日夜追われているとか。

昨年までなら　なんなくこなせた作業だったに違いない。
今年は何が違うのか！？

まずは、赤ちゃんが生まれたこと
もう一つは　機種がステージアに変わったこと。
ステージアをインターネットに繋げる！
私も　旧機種を弾く身…
詳しくは知らないが　エ～～～ッ！！という楽器であることは確かだ。

操作も熟知していないため　一向にはかどらないらしい。
子供を背負いリズムをカウントする。
子供を寝かしつけてから　朝方まで作業するとか。
まさに　不眠不休らしい。

「先生、子供さんの子守りくらいなら私がしますよ。」
これくらいの事しか言えないし、出来ない。


みんな、それぞれ努力してがんばってるんだ。

小町…！
塾が楽しいという事はおおいに結構だが
もうこれが私の努力の限界だー！と言うには、まだまだ余白がふんだんにあるよ。
中学受験は、まだ序章にすぎないけれど
これから先も勉強だけに止まらず、努力あっての結果を得られるために
がんばらないとね。