破れかぶれのひとり言

2007/02/11(日)23:00

頑張れ台湾!負けるな台湾!!

ニュースから(59)

 地元が誇る(嘘)電波で有名な西日本新聞に出ていたこの記事。たまにゃ、いいことのっけるじゃんよ・・・・ふふ。   台湾も歴史教科書論争 「国父・孫文」消える 「中国離れ」に国民党反発  【台北10日遠矢浩司】台湾で旧正月(18日)休暇明けの新学期から使われる高校歴史教科書をめぐり論争が起きている。中国古代王朝から始まる従来の「大中華主義」教科書と異なり、中国史と台湾史を分離。「わが国」「本国」としてきたのを「中国」に統一、孫文の「国父」という敬称も消えるなど「中国離れ」が目立つためだ。陳水扁政権が進める台湾主体化路線の一環だが、孫文を党の創始者とする最大野党・中国国民党は「歴史を歪曲(わいきょく)している」と反発している。  国民党独裁統治時代の教科書は当局が作成。「中華民国が中国全土の正統政権」との建前から、中国の歴史を教え、台湾に関する部分は全体の2割程度だった。清朝を倒した1911年の辛亥(しんがい)革命後に中華民国の臨時大総統となった孫文は「国父」とされ、教科書にも「国父 孫中山先生」と記述されていた。  しかし、台湾の民主化が進んだ1995年以降の教科書ではすでに「国父」の尊称は減り「孫中山先生」か「孫中山」が大部分だった。陳政権は2006年秋に歴史教科書を台湾史と中国史に分ける改訂を実施。「中華民国成立時(1912年)の台湾は日本統治下で、歴史上の学術判断に立つべきだ」との方針から、孫文は「中国史」の教科書に組み込まれ、「国父」の記述は採用された5社の教科書から完全に消えた。  昨年秋に入学した高校1年生は1学期で台湾史を学んでおり、春節明けからの2学期で中国史、2年生で世界史を学ぶ。台湾史では、4章のうちの1章を割いて日本統治時代(1895‐1945年)を初めて取り上げ、植民地統治の功罪を併記するなど史実を客観視する姿勢になった。国民党時代の「国定教科書」が「日據(日拠=日本による占拠)時代」としていたのも「日治」の表現が主流となっている。  改訂実施から半年たっての今回の論争は、国民党寄り論調の台湾紙「中国時報」が新学期が近づいた1月末、「教科書から国父が消えた」などと報じて火がついたもので政争の色が濃い。国民党の馬英九主席は「教科書を『台湾共和国史観』でゆがめている」と杜正勝教育部長(教育相)を批判。中国も「台湾独立思想を教育する狙いがある」と反発した。  一方、教科書検定委員会主任委員の戴宝村・政治大学教授は「教科書が変わったのは台湾の民主化の結果だ。中国史と台湾史を分けたのは歴史の事実に基づくのと、教育指導の便利さを考慮した」と話している。 =2007/02/11付 西日本新聞朝刊= 2007年02月11日10時18分 =====================================   いい話ではありませんか!!  最近とみに活発化している<陳水扁政権が進める台湾主体化路線の一環>のようですが、いい傾向ですね!          大体、国民党独裁統治時代の教科書は当局が作成。「中華民国が中国全土の正統政権」との建前から、中国の歴史を教え、台湾に関する部分は全体の2割程度・・・・だったってことのほうが信じられないし。大陸から落ち延びてきた外省人によって、もともとの台湾原住民がいかに軽んじられてきたか良く分かるよ。  台湾は1949年の中華人民共和国建国以来、中国に一度も属したことが無いっつーのに。 ほんと、国民党ってどうしようもないな。勝手に自分らだけ大陸に帰りゃいいのにさ。  台湾史では、4章のうちの1章を割いて日本統治時代(1895‐1945年)を初めて取り上げ、植民地統治の功罪を併記するなど史実を客観視する姿勢になった。国民党時代の「国定教科書」が「日據(日拠=日本による占拠)時代」としていたのも「日治」の表現が主流となっている・・・・  <植民地統治の功罪を併記するなど史実を客観視する姿勢>               ↑ ↑  同じく日本統治を受けたどこぞのみんじょくと大違い!!    統治する中で、反発を買うことも当然あっただろうから、当然記載されるべきだし、何よりそれ以上に客観的に記載するという姿勢が好感もてますよね。功罪ともに大いに知らしめていただきたい。  <国民党の馬英九主席は「教科書を『台湾共和国史観』でゆがめている」と杜正勝教育部長(教育相)を批判。中国も「台湾独立思想を教育する狙いがある」と反発した・・・>          馬主席、台湾は台湾人のもんですぜ。中国人のもんじゃねぇえええ!!!!  あんたこそ、大陸にお帰りなさいな!!!いくら、国民党が綺麗事を言っても、多くの本省人は2・28事件を忘れてはいない。  勿論彼を支持する台湾人(本省人)も沢山いるとは思うが、台湾を愛する気持ちはきっと強いと思う。(陳総統のスキャンダルで民進党に失望した人も多いだろうけど)    そういえばなんか、この構図、似てるような・・・・    台湾=国民党馬主席    日本=アカい人々        ↑  正しい歴史教育に噛み付き歪めたがる・・・・・・・うげっ・・   とにかく、教科書が変わったのは台湾の民主化の結果だという意見に賛同いたします!!!

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