小天使ブリュッセルをゆく…
ガブリエル・ヴァンサンの絵本です小天使ブリュッセルをゆく…クリスマス・イヴ、天使たちは、地上での仕事を天使長から申し渡される。「まだ子どもだから」という理由で仕事をもらえなかった小天使は、無断でブリュッセルへ舞いおりて…。若き日のバンサンの描く、小天使の冒険物語。そのほかにも、感動のえほんをたくさん描いている作家です。は特に有名です。バンサン,ガブリエル1928‐2000。ベルギーのブリュッセルに生まれる。ブリュッセルの美術学校で絵画を学び、以後長期にわたりデッサンに専念した。彼女の絵の最大の特長である線描の確かさは、そのたまものである。『小天使ブリュッセルをゆく…』が、1970年に発行された最初の作品。その後、各国で高い評価を得た「くまのアーネストおじさん」シリーズを発表した。デッサン絵本に『アンジュール』をはじめ『たまご』『ナビル』『ヴァイオリニスト』や、水彩絵本に『老夫婦』『おてがみです』(産経児童出版文化賞ニッポン放送賞)など多数。また、作家論集『絵本作家ガブリエル・バンサン』がある