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カテゴリ:うさぎの恐怖体験
一応面白可笑しく書いてありますが、怖い話です。怖い話が苦手な方、ご了承下さい。
夏になったらどうなるんだろう?? ま、暑い時は、うさぎの怖い話でも聞いて、涼しくなって下さい
まだちびうさが生まれて間もない頃。 夜勤のめりぃず家では、朝日が昇ってから寝るのが習慣です。 慣れない子育てや、元々の不眠症で、うさぎはすっかり寝そびっていました。 なんとか寝ようと、布団の中で目をつむっているのですが、なかなか寝れません。
「困ったなぁ・・・もう8時だぞ」 と焦っていると、外から何かを引きずる音がします。 「あ~今日はゴミの日だったか。」と、気づいてもゴミを出さず、重たいゴミを引きずっている人にエールを送りながら、不眠と格闘していました。
ザーッ! ザザーッ! ザーッ!
が、他人のゴミよりも自分の不眠。何か別の事を考えていました。
何分かして、ふと気が付きました。 さっきのゴミを引きずる音が、オッサンの怒鳴り声になっていました。
「@×□Д!!」 「@×□Д!!」
何か一定の事を怒鳴っていますが、よく聞き取れません。 外から、家の2階にでも怒鳴っているような声です。
と、また不眠との格闘に戻ったのですが、でもなんか変。
外のおっさんは、ずーっと同じフレーズを叫んでいます。 そしてそれが段々大きくなってきました。
「なんかヤバイなぁ~」 と思っていると、声の発生源が我が家の部屋の中になりました。
外に面している窓、天井、耳元・・・
どんどん音源は近寄ってきました。
「@×ってきた時には☆■#!」 「俺が×ってきた時には☆■#!」
次第に何を叫んでいるのかわかってきました。 も~ちびりそうです オッサンの声は耳元でしています。 一生懸命違う事を考えて聞かないようにしようと、「一休さん」の歌を頭の中で一心不乱に歌いました。 でも声はもう、 「俺が引っ越してきた時には☆■#!」 と最後のフレーズを残すだけとなっています。
こんな感じの怖い話が頭の中いっぱいに広がりました。
「アナタ(赤い部屋が)好きですか?」
: 「最後まで聞いちゃいけない!」 と直感的に判断しました。 布団の中で、指を動かしてみました。動くぞ(金縛りではない)!
すると声はだんだん遠くに掻き消えていきました。
人の恐怖を他所に、ぐっすり眠るパーパと我が子を眺めてほっと一息つきました。
この家(パーパの実家です)は、パーパが中学の頃に中古で買った家だそうです。 心霊現象などなかったとも言っていました。
ただ、いくつか不思議な物があります。
4隅と壁の中央に計6個ついています。 これがリビング以外の3部屋、引っ越して来た時からあるそうです。 角に何か吊るのはどう考えても不自然です。 網戸も無理矢理レール無しでネジで止まっている所を見ると、蚊帳をつっていたのかもしれません。(築かなり古いです)
うさぎ達の寝室に、何か頑丈なフックが天井から突き出ています。 これも引っ越して来たときからあったそうです。 しかもよーく見ると、天井がフック側に盛り上がっているので、何か重たい物を吊っていたのでしょう。
蚊帳を吊っていたのなら、少なくとも夏は邪魔なフックです。 何か重たい物・・・天井・・・ 皆さんは何だと思いますか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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