|
カテゴリ:センター情報
東京地裁で6日、判決が言い渡された全国初の裁判員裁判・・・
その日、私はいつもの裁判員・・・ 私たちの判決は死か生かの二つに一つ。 それも、何も罪を犯していない犬。 罪を犯しているのは飼い主である人間の方。 生まれ持った性格で「凶暴犬」になる犬はいない!! そういう犬にしてしまったのも飼い主の責任なのです。 5日、NHKのクローズアップ現代で、「ペットは泣いている ~激安競争の裏側で~」という番組が放送された。 この番組にも出ていた熊本の処分数ゼロにする取り組み。 今週の週間ポストにも載っています。 数字だけみたら、石川県の処分数も10年前の数字から10分の1になり、熊本の数字とそんなにかわりはありません。 石川県のセンターでも積極的に譲渡していただけるようになりました。 センターで里親さんを待っている子たちはこちら!! こんなかわいい子たちです! 今現在、センターでの譲渡可能となった子たちはそのままセンターに置いてきて、センターで里親さんを待ちます。 センターの判断で譲渡不可となった子たちは「石川ドッグレスキュー」で引取をして、ボランティア預かりさんのおうちで里親さん探しをしています。 この二段構えでがんばっていますが、どうしても「処分数ゼロ」にはなりません。 白内障になって目も見えない、耳も聞こえていない老犬もいるし、「噛む」と持ち込まれた犬はどうしても救えないのです。 きっと、その子たちと最後に会話した人間が私たちなんだろうな。 最後になんて言ってあげたらいいかいつも言葉がみつからない・・・ 他の県で同じ様な活動している人が「次は人間になって帰ってきてね」と言うって書いてあるのを見た。 自分に対してこんな事をする人間になりたいのかな・・・ と思ったり・・・ 結局私たちが言う言葉は「ごめんね」 譲渡可能の子達だけをHPにアップしているので、その陰で「救えることのできなかった命」がある事はあまり見えないかもしれませんが、そういう現実がある事をみなさんにもわかってほしいし、より多くの人たちに伝えてほしいのです。 私たちのように直接犬を救う事だけが、犬を救う一歩ではないのです。 「現実を見て、知らない人に伝える」それも犬を救う一歩です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[センター情報] カテゴリの最新記事
|