2006/09/18(月)17:28
「文学賞メッタ斬り!リターンズ」
結構分量があって、読み終えるのに時間がかかった。
途中、ページ3段になってるもんなぁ。
芥川賞、直木賞を中心に、
文学賞の受賞作やノミネート作(だいたい04年~06年)、
その選考委員について、
大森望氏と豊崎由美氏が「メッタ斬り!」する第二弾。
島田雅彦氏との公開トークショーの模様も掲載。
思ったのは、政治的配慮とかで受賞させんなよ、とか、
選考委員ってあてにならないね~、とか、
受賞作は出版社で決まってるの?とか。
受賞作ってことでその作品を買った人をバカにしてるし、
自社版元の作品を受賞させたいなら、
文○春○から出たものだけ対象にすればいいじゃん。
消費者では全部の作品に、事前に目を通すことは不可能だから
もっとまともな仕組みでやってほしいなぁ。
いい作家が注目されるのはいいことなんだけど。
「メッタ斬り」ってことで、作品のあら探しのようにもなっているが、
これを読んでよかったことは、
普段読まないジャンルにもちょっと興味が湧いた。