2007/12/02(日)10:55
古処誠二「分岐点」
分岐点
作者おなじみの戦争もの。
終戦間近、動員された中学生が主人公。
本のあらすじにもあるように犯人は明かされており、
犯人が誰か?というより、
なぜ犯行に及んだか?に将校がたどり着くストーリーになっている。
犯人は、正直すぎるほどに戦時中を生きたために
こんな風になってしまった。
戦争をリアルタイムで知らない身としては、
犯人の思考は、かなり異常に見え、
薄ら寒く、哀しく感じた。
めたるサンのひまつぶし
2007/12/02(日)10:55