2007/12/14(金)23:11
石持浅海「心臓と左手」
心臓と左手
「月の扉」の通称「座間味くん」が再登場。
表面上、解決した事件の話を聞いて、
座間味くんが真実を解き明かす、いわゆる安楽椅子探偵もの。
あたまの「貧者の軍隊」と表題作が印象に残りました。
とくに表題作を読んで思い出したのは、
綾辻行人「殺人方程式」
法月綸太郎「誰彼(たそがれ)」
どっちも新興宗教の教祖が、切断された死体で出てきて…
という話で、両方面白かったけど、
「誰彼」の方が好み。
本作を読んで、
座間味くんは、やっぱりあの人なんかなぁ、と思いました。
同じく「月の扉」からの再登場、
事件ネタを提供する大迫警視は、
歩く「ホッ○ペッ○ー」か?
なんでそんなに店知ってる?しかも速攻で…
殺人方程式
誰彼(たそがれ)
月の扉