メトロファミリークリスマス2009レポートその3
当日は思った通りの練習不足で,ちょっとがっかりしましたが,たくさんのお客さまの温かいまなざしと,テナーのパワーで,何とか持ちこたえました。個人的には,前半は大丈夫だけれど,後半が怪しい,という思いが強かったので,半ばかり繰り返し聞いて,練習したつもりになっていました。いざ始まって,「もろびとこぞりて」の半ばでふっと歌詞が出てこなくて,その後かなりよれよれでした。でも,厚みのあるテナーが響いていて,安心して歌うことが出来ました。アレンジも素敵だったと思います。今も時々大学通りなど歩きながら,つい歌っています。数日後,国立駅近くで,女声のゴスペルを聞く機会があったのですが,それはそれでいい雰囲気のものでしたが,男性の層の厚いメトロのゴスペルは本当にいいと改めて思いました!!!(でも,ソプラノとアルトにあと2,3人ほしいですね。)それから食べるものが,みな,本当に美味しくて感動でした。素人離れした本格的な味で盛り付けも綺麗で,準備の方たちは,さぞ大変だったことと思います。片づけをほんの少ししかお手伝いしないで,申し訳なく思っています。他にJazzも聴けたことが嬉しい驚きでした。昔から思っていた「教会」のイメージが,いい意味で,覆されました。でも考えてみれば,普段歌っている歌も「賛美歌」とはちょっと離れて,ボサノバっぽかったりしますよね。いろいろな音楽に接して幸せです。今年知った歌の中で,一番好きなフレーズは,People from every nation and tongue from generation to generation です。どこの国の,どんな言葉を喋る人も若い人も年老いた人もすべて。ほんとうにいい歌詞だと思います。今年色々とありがとうございました。年もますますよい年になりますように。そしていろいろな歌を歌って,みんなで楽しい時を過ごせますように。来年も,どうぞよろしく。