テーマ:サッカーあれこれ(20134)
カテゴリ:日本のサッカーについて
川淵キャプテン認めた「カップ戦よりJ」
日本サッカー協会の川淵三郎キャプテン(70)が8日、天皇杯でのJ2勢のスタメン大幅入れ替えを容認した。7日の天皇杯3回戦で、スタメンを大幅に入れ替えたJ2上位4チームがそろって敗退。アジアチャンピオンズリーグ(ACL)を控えた川崎Fがリーグ戦でスタメンを8人入れ替えたことに不快感を示した同キャプテンは、あらためて「Jリーグ最優先」の姿勢を強調した。 川淵キャプテンは、国際サッカー連盟(FIFA)の戦略会議(9日・チューリヒ)に向けて出発する成田空港で、前日の天皇杯について「カップ戦は仕方がない」と話した。10日に試合を控えるJ2上位クラブがスタメンを大幅入れ替え。1位札幌から4位仙台まで4クラブがそろって敗れた。明らかにJリーグ優先の戦い方だが、天皇杯を主催する日本協会のトップ自ら「3日後に昇格のかかる試合があるなら、そちらを重視するだろう」と理解を示した。 川崎Fが9月23日の柏戦でスタメンを8人入れ替えた直後には「欧州でもカップ戦でメンバーを落とすことがある。ただ、リーグ戦は最強チームでなければ」と話した。そしてこの日、あらためて「カップ戦よりリーグ戦」という考えを明確にした。日本協会田嶋専務理事も「Jには最強チームという規約があるが、協会にはない」と、川淵発言を補足した。 シーズン終盤に始まる天皇杯では、J1、J2やJFL昇格がかかるチームが主力を温存するケースが目立つ。これまで問題になることは少なかったが、今年は川崎Fの「最強チーム」問題で注目度も高かった。そんな中でのJ2上位4強の全滅。「最強チーム」という言葉が再び注目されるのは間違いないが、川淵キャプテンは「問題にする気はない」と言い切った。 田嶋専務理事によれば、全日本ユースを視察した日本代表のオシム監督は、前日の天皇杯を例に「カップ戦よりもリーグ戦重視は世界の流れかもしれない」と話したという。川淵発言で「Jリーグ優先」の方針は貫かれたが、1歩間違えば「天皇杯軽視」にもなりかねない。Jリーグが佳境になる4回戦(11月4日)以降も同様の問題が起こる可能性はある。「天皇杯優勝チームにACL出場権を与えている」と田嶋専務理事は言うが、過密日程の中で日本最大の大会の権威が守れるかどうか、難しいところだ。 (ニッカンより) φ(.. ) ホントにこれだけしか話してないのか? 補足するようなコメントは本当に無いのか? だとしたら、トップのコメントとしては不適切じゃないのか? どう考えてもこの大会の意義を見失い、権威を貶める発言じゃないのか。 この大会の勝者にACLの出場権を与える事の意味があるのか? J1にしろJ2にしろリザーブメンバーの実戦調整、挙句の果てにはリーグ戦終了後の主力外国籍選手の不在のままの準決勝、決勝。 別にメンバー落として負けたとしても、文句を言われる訳じゃないし。 Jリーグというカテゴリにいる以上、目指すのは自分達のいるカテゴリでのリーグ優勝だけを目指せばいい訳ですから。 協会はただ単に昔からの慣習を守ろうとしているだけで、生み出されている矛盾には目を背け続けるだけ・・・ 以前から様々な方面から言われている大会の位置づけ、開催時期の移動、これらについてもっと真剣に議論されて然るべき時期はもう迎えているんじゃないだろうか。 もしこのままズルズル検討の機会を先延ばしにし続けたらACL挑戦権はリーグ優勝すれば獲れるから、天皇杯には参加しないなんてチームが出る可能性だってあるんじゃないかと思う。 個人的には天皇杯にはそれ相応の威厳のある大会であり続けて欲しいが、意味を問われる大会であり続けるうちはJリーグチームにはとことん手抜きをしてもらいたい。 その方が、多分改革は速く始まるだろうから・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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