カテゴリ:浦和レッズについて
決して自分達が切り崩した訳じゃない。
相手が自滅してくれただけ。 とは言え、取りこぼし寸前だった試合を取ったのはまだ救いか。 なかなか内容に満足のいく試合ってのが出てこないのは辛いが、確実に前進していると信じてサポートしていくしかない。 - J's GOAL- 三度目の対決は浦和に軍配! 退場者を出した京都がリズムを崩し大敗する4月26日(土) 2008 J1リーグ戦 第8節 京都 0 - 4 浦和 (16:04/西京極/19,680人) 得点者:57' 高原直泰(浦和)、60' 田中マルクス闘莉王(浦和)、65' 田中マルクス闘莉王(浦和)、75' 高原直泰(浦和) J1第8節、京都と浦和の三度目の対決は、浦和に軍配が上がった。勝負の分かれ目は後半9分の京都の攻撃の軸・田原豊の退場だろう。 試合開始直後から積極的なサッカーを仕掛けたのは京都。浦和に流れを渡さない強く、たくましいサッカーを展開した。浦和反撃ののろしは前半26分の、京都GK平井直人がナイスセーブを見せた、エジミウソンのシュートから。この時間帯から永井雄一郎がボールをさばくことで浦和はリズムをつかもうとする。が、京都も一歩も引かずに応戦、一進一退の見応えのある攻防が続いた。 後半、9分に田原が阿部勇樹のファールに報復、一発退場を受ける。これに「反応しすぎた」(上野展裕コーチ)京都がリズムを崩し立て続けに失点を許した。田原退場から3分後の後半12分、永井から、スペースへ走る高原直泰へ、GK平井が飛び出しこぼれたボールを豪快に決められ、高原の今季初ゴールで先制を許す。その3分後の15分、右サイドのエジミウソンのクロスに中央駆け上がった闘莉王の頭で決められ2-0、さらに5分後の20分、右CKからまたも闘莉王に頭で決められ3-0。後半25分、ここで京都は斉藤大介を投入(OUT徳重隆明)、守備の建て直しを図る。しかし後半30分、左CKから高原に決められる。京都は後半30分ほどで4失点しタイムアップの笛を聞く。 田原豊の一発退場、選手、ベンチに広がった「またか」という気持ち、これで勝負は決まった。そしてベンチの判断の遅さ。「気持ちを持ち上げることができたら」(上野コーチ)という状況で、3失点からの斉藤の投入は遅すぎると言わざるを得ない。動揺した選手に、ベンチの意思表示が薄く、遅かったため、傷口が広がってしまったのは否めない。 浦和の堅守や勝負どころで確実に決める強さも確かにあろうが、今節は京都の自滅だろう。 攻撃の軸・田原の過失、ベンチワークの状況判断、そして、一番残念だったのが田原退場後、京都がチームとして全く戦えなかったこと。動揺が走り停滞した京都、ここで必要なのは、気持ちを盛り立てて数的不利の中でどう守り、攻撃するかといった方向性を、選手同士で判断し、即決しなければならないことだろう。 ゲーム終盤、浦和GK都築龍太の治療で間が出来た時、京都で仲間に声をかけたのは、佐藤勇人が角田誠に声をかけたことくらいだった。この状況を打開するため、チームを立て直そうと、声を出し合おうと奮起する選手は佐藤勇人のみだったということだ。 「全員でしっかり守って、全員でしっかりプレスをかけて」(上野コーチ)は、あったのかも知れないが、「全員でしっかりチームプレーを持って」(同)は、田原退場後は全く無かった。選手同士で意思を確認しようとしたのが佐藤勇人のみでは、チームプレーはおろか結束も出来ないだろう。 次節、田原豊出場停止、攻撃の起点が欠落するチームでどう戦うのか、気持ちだけで乗り切りれる状況ではないだろう。真に京都のチームプレーが試されるのは次節、磐田戦となりそうだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
April 28, 2008 10:31:40 PM
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