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カテゴリ:Mettyの中国語、ミン南語教室
アモイのお粥屋が一杯ある。二年前から深海魚粥がとっても人気になってきて、深海魚粥の店も一杯できた。アモイ市民の伝統的の食事では、朝ごはんも晩御飯もお粥だ。だけど、近年来、朝ごはんは肉マン&豆乳、ミルク&パンになった家庭が多くなった。
自分の家でよく作るお粥はやっぱり純粋の白粥が多いね。私は皮蛋(ピータン)粥、鶏粥もよく作る。お粥は身体にやさしい、ヘルシーな主食だから、年齢問わず、好きな人が多い。私はお粥屋でお粥食べた事が少ない、鴨肉粥屋なら偶には食べに行くけどね。って、そんな自分に二年前友達がアモイに遊びに来たとき、銀行中心の裏道のお粥屋の看板写真を見せてくれた。なんと、「猫仔粥」って書いてある!「Metty、このお粥は本当の子猫粥じゃないよね?」って聞かれた。正直、その時、その「猫仔粥」という名前は私には初耳だった。でも、猫を食べる人もいると聞いたから、私はその時「食べた事ないけど、猫仔粥はそのままの子猫粥じゃないかなぁ。」と返事した。その場、皆はすっごくびっくりした。 自分は猫を食べた事ない、もちろん食べたくないし。その「猫仔粥」はずっと頭の中に謎のままで残した。食べてみる勇気もなかった。 今朝、部屋の片付けをしながら久しぶりのアモイラジオを聴いた。偶々だったが、ラジオ番組で「猫仔粥」を紹介してた!おおお!聴かなくちゃ!ずっと頭の中に残した疑問だから。 「猫仔粥は福建省詔安の名物で、名前は猫仔粥だけど、材料は猫とまったく関係ないよ。」おお!本当?ここまで聴いたら一安心して、ますます興味津々になったわけ。次の猫仔粥の由来も聴きたい! 「清朝年間、詔安市内の大家族があって、お婆ちゃんがすっごく厳しく教育をしてた。長孫が結婚してから三日間、花嫁さんは家族全員のご飯を作って、自分は残飯しか食べられない。旦那さんは知恵を絞って、何匹の猫を飼って、毎日は猫に食べさせる「猫仔粥」を作るという口実で台所で蝦、魚などを使った、お嫁さんに名乗り「猫仔粥」のお粥を食べさせた。ある日、お婆ちゃんが台所に来て、ちょうと孫さんはお粥を作ったところを見かけたから、何してるの?って聞いたら、孫さんは残飯を使って猫仔粥を作ってるって答えた。お婆ちゃんはそれで信じた。猫仔粥は旦那さんの愛情を一杯込めて、嫁さんの気に入りの食べ物にもなって、二人はすっごくラブラブしてた。時間経つのが早い。あっという間に、その花嫁もお婆ちゃんになった。自分の誕生日の時、旦那さんに何か食べたい?って聞かれたら、彼女はあなたが作ってくれた猫仔粥が一番美味しい、久しぶりが食べてないから、それを食べたいと。猫仔粥は二人の愛情を繋がる食べ物で、お隣さんにも作り方を教えて、猫仔粥はだんだん広がってきて、詔安の名物になった。」 な~るほど!すっごくいい勉強になったわ。猫仔粥の由来も感動しちゃうよね。って、猫仔粥はどんなお粥でしょう。 「お客さんが来たら、豚骨スープに出来上がった熱々のご飯を入れて、魚、豚肉、牡蠣、蝦、シイタケなども入れて、最後に白胡椒、香菜、葱油で調味して、5分以内に美味しい猫仔粥が出来上がる。」美味しそうじゃん! 今日久しぶりにラジオを聴いてよかった!二年ぐらいの謎はやっと解けた。アモイ人と言いながら、自分がこの「猫仔粥」は何物も知らず、本当に恥ずかしいなぁ~でも、アモイの名物じゃないから、許して!えへへ今度は本物の「猫仔粥」食べに行ってみるね!その時、また写真を載せますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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お嫁さんとお姑さんの話は、世界共通ですね。
学生のとき、スペイン語の先生(メキシコ人の 神父さん)も言ってました。確か、円広志の「夢想花」がスペイン語でカバーされて、世界的に大ヒットしたのですが、その詩が、嫁姑の話だった様に 記憶しています。間違ってたらごめんなさい。遠い過去なので・・歌詞の、飛んで飛んで飛んで・・が スペイン語だと Donde donde donde になっていた と思います(何処 何処 何処)という意味ですね。第2外国語は中国語を勉強しておけば良かった と大変後悔しています。 (Mar 18, 2007 07:39:46 AM)
いいお話ですね。
中国の食べ物のお話で[無愛想な犬」(クーブーリ?)という名前の小さなお饅頭があるでしょ? 私もテレビでその話を聞いて是非食べてみたいと思ってましたが、3年ほど前に杭州で食べました。 本当に嫁姑問題は古今東西同じなのね(^_^;) 「猫仔粥」日本読みすると「ねここかゆ」ね♪ (Mar 18, 2007 10:18:14 AM)
★ゆう1203さん、こんにちは!
そうですね、嫁姑の問題、世界共通ですね。 そのどんでどんでどんでとういう発音はスペイン語になったのね。 やっぱり文化も言語も共通の部分が多いね。 ゆうさんは第二外国語はスペイン語ですか? 素晴らしいです! これから中国語の勉強も頑張らないとね!♪ (Mar 18, 2007 03:17:25 PM)
マキさん、こんにちは!
「狗不理包子」(ゴォーブーリバウズ)の事ですね。天津名物の一つです。 いつか天津で本物食べたいと思います。 そうですね、「猫仔粥」は日本語読みは「ねここがゆ」ですね。子猫粥じゃなくてよかった!ふふ (Mar 18, 2007 03:20:05 PM)
Mettyさん、この話感動したわー。
私も最初はびっくりしたけど、そんないいお話しだったんだね(T_T) それもこのお粥って超ゴージャスじゃない! ちなみに、今朝はエダミンとお粥食べたよ。 ホテルで超ゴージャスだったわ(⌒_⌒) (Mar 18, 2007 04:25:59 PM)
良かった?実は広州の市場に行った時「子猫」が
沢山いたのでペットと思いきや?ええ~食べると 聞いた時は流石に絶句。 韓国では朝粥を良く食べますが5月の広州で朝粥 食べてみよう~っと! (Mar 18, 2007 08:31:20 PM)
ちび子113さん、こんばんわ!
私も昨日お粥の由来を聞いたら感動したわ。 具も豊富で食べたくなっちゃうね! おお!ちび子さんは今朝えだみんと一緒にホテルでお粥食べたの? そりゃゴージャスだわ!ちび子さ~ん!♪ (Mar 18, 2007 11:55:26 PM)
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