カテゴリ:J-ポップ
この「吉田町の唄」が制作されたのは、91年春。新潟県の人口2万4千人余りの町、吉田町に「若者共和国」という有志の集団が作られたことから始まる。いわいる町おこしの為に全国の「吉田町」の代表者を呼ぶ「吉田町サミット」が提案され、そのテーマソングを同じ「吉田」のよしみで以来された。「ご当地ソング」という言葉はあるが、この曲は、個人の生いたちや成長、家族や故郷という舞台を歌った「アイデンティティ・ソング」とも呼べる新しい作風だった。 初期の「よしだたくろう」には家族や故郷、広島を歌ったものはある。それ以降ほとんど登場しなかったテーマが、より成熟した形で作品になったのがこの曲である。当初は、提供されるはずだったものが、「自分で歌いたい」とCD化された。ジャケットの写真は、彼自身の鹿児島での幼年時代のもの。 「イントロダクション」、「夕映え」(東映映画「継承盃」主題歌)、「夏・二人で」、「いつもチンチンに冷えたコーラがそこにあった」、「そうしなさい」、「海を泳ぐ男」、「今度はいったい何回目の引越しになるんだろう」、「ありふれた街に雪が降る」、「想ひ出」、「吉田町の唄」(ミツカン酢'92CMソング)、「僕を呼び出したのは」 吉田拓郎 FOR LIFE(ポニーキャニオン) FLCF-30135 発売年月日:1992年7月29日 購入年月日:1992年8月5日(エデン美濃加茂店) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.08.25 15:53:03
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