テーマ:日本の作曲家・音楽家(18)
カテゴリ:交響曲
https://www.amazon.co.jp/dp/B004GJPM7M http://ml.naxos.jp/album/8.555975 芥川也寸志と言えば、作家・龍之介の子であることや、ダンディな外見なら有名でしたが、肝心の作品は音楽愛好家にも意外と知られていません。最初期の「交響三章」は、彼の憧れであるソ連に持参して大作曲家達の目に止まり、当地で出版されるという快挙を成し遂げた記念作。その迷いの無い前進の眩しさが勇気と感動を与えます。「エローラ交響 曲」の随所で聴ける激しい爆発系サウンドは、知らなきゃ損というもの(細かいトラック付けにも注目)。芥川ファンには「ラプソディ」の音源は貴重です。当盤のような立体的なサウンドがあってこそ、芥川の音楽は目映いばかりの光を放ち、永遠の命を与えられるのです。 オーケストラのためのラプソディ(1971) エローラ交響曲(1958) 交響三章「トリニタ・シンフォニカ」(1948) 湯浅卓雄指揮/ニュージーランド交響楽団 録音:2002年1月29〜31日、ウェリントン・タウン・ホール、ウェリントン、ニュージーランド クラシックランキング
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Last updated
2018.08.11 15:47:03
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