テーマ:協奏曲(121)
カテゴリ:協奏曲
アラム・イリイチ・ハチャトゥリアン((Aram Il'ich Khachaturian, 1903年6月6日 - 1978年5月1日)は、ソビエト連邦の作曲家・指揮者。姓は、ハチャトゥリャーン、ハチャトゥリャンなどとも表記される。ソ連人民芸術家。プロコフィエフ、ショスタコーヴィチと共にソヴィエト3巨匠の一人と称された。グルジア出身のハチャトゥリアンは、アルメニア・アゼルバイジャン・グルジアなどカフカス地方の民族音楽の影響がうかがわれる、オリジナリティ溢れる印象的な曲の数々を作曲した。 https://ja.wikipedia.org/wiki/アラム・ハチャトゥリアン ハチャトゥリアン/チェロ協奏曲,チェロと管弦楽のためのコンチェルト・ラプソディ https://www.amazon.co.jp/dp/B00C72DXU8 https://ml.naxos.jp/album/8.570463 ハチャトゥリアンはこのチェロ協奏曲の他にも、ピアノとヴァイオリンのためにも協奏曲を1曲づつ書いています。この2曲は全体的に旋律美に溢れ躍動的な作品であるためか人気が高いのですが、1946年に作曲されたチェロ協奏曲は、ハチャトゥリアンが心血を注いだ作品であるのにもかかわらず、現在ではあまり演奏されることがありません。どうしても戦時の不安定な空気を反映しているせいか、全体的に重苦しく、オーケストラの華やかさも少々控えめになっているようで、確かに「剣の舞」のような絢爛豪華な音色を求める人にはちょっと物足りなく思えるのかもしれませんが、休みなく動き回るチェロの活躍ぶりと、丁寧に書かれたオーケストラ部分を味わってみると、やはりこの曲が20世紀を代表するチェロ協奏曲であることに異論を唱えることは不可能でしょう。1963年に作曲された「コンチェルト・ラプソディ」は名手ロストロポーヴィチに献呈されたもので、こちらは突き抜けたかのようなチェロの妙技をたっぷり堪能できる曲になっています。現代の名手ヤブロンスキーの燃えるような熱い演奏で。(ナクソス・ジャパン) 吠えるチェロ、燃える血潮。真央ちゃん効果、「仮面舞踏会」のワルツで人気急上昇のハチャトゥリアンが作曲したチェロ協奏曲。戦時中の不安な時期を反映してか、おどろおどろしい曲想で開始されますが、曲が進むにつれてノリノリになり、チェロも大活躍! さすが「剣の舞」の作曲家! ロストロポーヴィチに献呈された「コンチェルト・ラプソディ」も熱いです。(タワーレコード) チェロ協奏曲ホ短調 チェロと管弦楽のためのコンチェルト・ラプソディ ドミトリ・ヤブロンスキー(チェロ) マキシム・フェドトフ指揮/モスクワ市交響楽団「ロシア・フィルハーモニー」 録音: 20-25 October 2007, Studio 5, Russian State TV and Radio Company KULTURA, Moscow, Russia クラシックランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.05.01 14:58:13
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