テーマ:協奏曲(121)
カテゴリ:協奏曲
https://www.amazon.co.jp/dp/B00GX13S18 https://ml.naxos.jp/album/8.572731 19世紀のイタリアオペラ発展に大きく寄与したメルカダンテ(1795-1870)。彼はロッシーニに勧められてオペラの作曲を始め、処女作「ヘラクレスの神格化」の成功を受け、以降次々と大作をものにします。1823年にはサンカルロ劇場の音楽監督に就任、生涯に60作以上のオペラを残しました。そんなメルカダンテですが、1814年から1820年の約6年間は音楽院の仲間と師匠に触発されフルート曲を中心とした数多くの器楽曲を書いています。彼のほとんどのオペラが忘れられてしまった現在では、これらの器楽曲の方が演奏される機会が多いのは残念ではありますが、確かにこのアルバムに収録された3つの協奏曲も、技巧が際立つソロと管弦楽の掛け合いが素晴らしく、また流麗なメロディには思わず惹きつけられること間違いありません。ガロワのソロは文句なしであり、完璧なオケのコントロールもさすがの一言。安心して楽しめます。(CD帯紹介文) フルート協奏曲第2番ホ短調Op.57(1814) フルート協奏曲第4番ト長調(1816) 録音: 2011年12月18〜22日, フィンランド、ユヴァスキュラ、スオラハティ・ホール フルート協奏曲第1番ホ長調Op.49(1813) 録音: 2011年11月21〜23日, フィンランド、ユヴァスキュラ、スオラハティ・ホール パトリック・ガロワ(フルート・指揮)/シンフォニア・フィンランディア・ユバスキュラ クラシックランキング
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Last updated
2019.07.03 06:34:27
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