テーマ:協奏曲(121)
カテゴリ:協奏曲
https://www.amazon.co.jp/dp/B003QL62LG https://ml.naxos.jp/album/8.553019 英国王ジョージ1世の御前でヘンデルの伴奏によってヴァイオリンを弾いたことで有名なイタリア人ジェミニアーニは、コレルリらの下で学んだ後に英国に渡り、作曲家兼演奏家として大活躍し、ダブリンで亡くなりました。師コレルリの音楽を受け継ぎ発展させた一人で、多くは緩急緩急の形式によった合奏協奏曲を残しました。ヴァイオリンの名演奏家らしく旋律の美しさが際立つ。特に短調作品は逸品です。その協奏曲がまとまって録音されることは極めて珍しく、待望の録音となります。 合奏協奏曲Op.2(1732) 第1番ハ短調 第2番ハ短調 第3番ニ短調 第4番ニ長調 第5番ニ短調 第6番イ長調 合奏協奏曲Op.3(1732) 第1番ニ長調 第2番ト短調 第3番ホ短調 第4番ニ短調 ヤロスラフ・クレチェク指揮/カペラ・イストロポリターナ 録音:1994年1月、2月, Moyzes Hall of Slovak Philharmonic, Bratislava https://www.amazon.co.jp/dp/B003QL433K https://ml.naxos.jp/album/8.553020 誰が何と言おうと日本人のテイストに合うのはイタリア・バロック、ならばジェミニアーニもお忘れなく。イタリア出身でイギリスに渡り成功するものの、不運にもあのヘンデルも活躍中で大儲けはできず、生活のために演奏旅行で頑張るハメに。今日でも録音に全く恵まれませんが、師コレルリ譲りの音楽の質だけは一級品なのです。演奏技巧的に向上が見られ、楽章の数も曲毎に変えて意欲的なOp.7は録音が稀少で特に注目。現代楽器による元気いっぱいのバロックで評価の高い奏者達による演奏、第1集(8.553019)と合わせてどうぞ。 合奏協奏曲Op.3(1732) 第5番ロ長調 第6番ホ短調 合奏協奏曲Op.7(1746) 第1番ニ長調 第2番ニ短調 第3番ハ長調 第4番ニ短調 第5番ハ短調 第6番ロ長調 ヤロスラフ・クレチェク指揮/カペラ・イストロポリターナ 録音:1994年1月、2月, Moyzes Hall of Slovak Philharmonic, Bratislava クラシックランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.07.08 14:58:13
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