カテゴリ:交響曲
![]() レナード・バーンスタイン (Leonard Bernstein, 1918年8月25日 - 1990年10月14日)は、ユダヤ系アメリカ人の作曲家・指揮者である。初期はブロードウェイ・ミュージカルで音楽活動の基盤を築き、その分野では早くから人気作曲家になっていた。いっぽうでシリアス・ミュージックの作曲家としては、ユダヤ教の影響を受けた宗教的作品も数多く残している。「折衷的」なスタイルで書かれたものが多く、1つの作品の中で、ジャズやクラシックなどの様々な音楽の要素を巧みに織り交ぜられている。 https://ja.wikipedia.org/wiki/レナード・バーンスタイン バーンスタイン/交響曲第3番「カディッシュ」、ミサ・ブレヴィス、ひばり https://www.amazon.co.jp/dp/B013W3YI7M https://ml.naxos.jp/album/8.559742 20世紀の偉大なる指揮者、作曲家バーンスタイン(1918-1990)。彼の残した録音と作品は、数多くのエピソードとともに永遠に後世に語り継がれていくことでしょう。このアルバムには、声楽を用いた3つの作品が収録されています。1955年「キャンディード」の脚本を書いたリリアン・ヘルマンがバーンスタインにフランスの劇作家ジャン・アヌイの劇「ひばり」の付随音楽を依頼しました。これは祖国愛に燃えるジャンヌ・ダルクを主人公にしたもので、バーンスタインはこの物語に、ボーイソプラノのソロを含む独唱者、ナレーター、合唱、鐘、パーカッションという多彩な響きを齎す音楽をつけたのです。いくつかのトラブルはあったものの、録音までこぎつけたこの「ひばり」ですが、結局はお蔵入りになってしまい、33年という年月を経て、全く新しい「ミサ・ブレヴィス」に作り直されたのです(重要な役割を果たすナレーターは名女優クレア・ブルームが担当しています)。このアルバムでは「ひばり」も聴くことができるので、比較してみてください。交響曲第3番「カディッシュ」はジョン.F.ケネディのレクイエム」として捧げられた問題作で、「聖なるもの」という意味を有しています。とりわけユダヤの人々にとって大切な言葉であり、バーンスタインはこの曲に多くの思いを込めているのです。通常は1977年に改訂された版が演奏されますが、指揮者オルソップはあえて大胆なカットが施される以前のオリジナル版を演奏。そのため語りの部分の比重が高まっています。(CD帯紹介文) 20世紀の偉大なる指揮者/作曲家レナード・バーンスタインの声楽を用いた3つの作品を収めたアルバム。フランスの劇作家ジャン・アヌイの劇『ひばり』の付随音楽として1955年に作曲されるも、お蔵入りとなり、1988年に新しく作り直された「ミサ・ブレヴィス」、さらに作曲当初の「ひばり」も合わせて収録。"ジョン・F・ケネディのレクイエム"として捧げられた交響曲第3番「カディッシュ」は、大幅にカットされた1977年改訂前のオリジナル版を収録。ボルティモア交響楽団/マリン・オールソップ指揮による2012年録音。 ミサ・ブレヴィス(1988) キリエ グローリア サンクトゥス ベネディクトゥス アニュス・デイ ドナ・ノビス・パーチェム パウロ・メストレ(カウンター・テナー) サンパウロ交響合唱団 マリン・オルソップ指揮/サンパウロ交響楽団のメンバー 録音: 2012年11月29.30日, ブラジル サラ・サン・パウロ 交響曲第3番「カディッシュ」(1963年 オリジナル版) 第1楽章a:祈り 第1楽章b:カディッシュ I 第2楽章a:ディンドーラ 第2楽章b:カディッシュ II 第3楽章a:スケルツォ 第3楽章b:カディッシュ III 第3楽章c:フィナーレ 第3楽章c:フーガ クレア・ブルーム(ナレーター) ケリー・ナシーフ (ソプラノ) メリーランド少年合唱団 ワシントン合唱団 マリン・オルソップ指揮/ボルティモア交響楽団 録音: 2012年9月28-30日, メリーランド州ボルティモア,ジョセフ・マイヤーホフ・シンフォニー・ホール ひばり(N.G.ルー、M.オールソップによる2012年演奏会版) クレア・ブルーム(ナレーター) パウロ・メストレ(カウンター・テナー) サンパウロ交響合唱団 マリン・オルソップ指揮/サンパウロ交響楽団のメンバー 録音: 2012年11月29.30日, ブラジル サラ・サン・パウロ ![]() クラシックランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2019.08.25 16:06:31
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