テーマ:協奏曲(121)
カテゴリ:協奏曲
ラーンキ、シフと並びハンガリーの若手三羽烏と呼ばれていたコチシュが、デ・ワールト&サンフランシスコ響と収録したラフマニノフのピアノ協奏曲全集。いずれもコチシュは鮮やかな技巧で、自在なエクスプレッションを見せる。 [Disc 1] ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調Op.1(1890~91/1917改訂)(初演:1892モスクワ(第1楽章のみ)、1900モスクワ(全曲)) A.ジローティに献呈。 録音:1982年10月26〜27日、サンフランシスコ ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18(1900~01)(初演:1901モスクワ) 第1交響曲の不成功によるノイローゼが、神経科医師N.V.ダールの治療で回復して作曲に立ち向かった時の作品と伝えられ、ラフマニノフの協奏曲中最も良く知られる。ダール博士に献呈。 パガニーニの主題による狂詩曲OP.43(1934)(初演:1934ボルティモア) 主題はパガニーニの「24の奇想曲」の第24曲のイ短調の曲。序奏、主題と24の変奏からなる。 録音:1984年10月13〜15日、サンフランシスコ [Disc 2] ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30(1909)(初演:1909ニューヨーク) アメリカ、カナダ演奏旅行中に作曲、「アメリカのために作曲した」と作曲者自身言っている。 録音:1983年10月17〜18日、サンフランシスコ ピアノ協奏曲第4番ト短調Op.40(1926/41改訂)(初演:1927フィラデルフィア) 亡命中にスケッチされており、1926年に改めて書き上げられた。メトネルに献呈。 録音:1982年10月26〜27日、サンフランシスコ ゾルタン・コチシュ(ピアノ)、エド・デ・ワールト指揮/サンフランシスコ交響楽団 解説:平林直哉 PHILIPS(日本フォノグラム) PHCP-9071~9072 発売年月日:1993年11月26日 購入年月日:1994年5月27日(サウンドハンター各務原店) クラシックランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.03.26 15:14:04
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