テーマ:シューマン(17)
カテゴリ:交響曲
シューマン/交響曲第2番、第4番 交響曲第4番は、始め「交響的幻想曲」という標題をもち、交響曲としては2番目の作品であるが、評判が良くなかったため、10年後に金管部分を改訂、第4番として出版されました。シューマンの内奥にたぎるロマンが解き放たれる。スウィトナー自身「私には全4曲中の白眉です」と語った第2番と、最もシューマン的と言われる幻想的な傑作、第4番。タイトル付きの「春」や「ライン」にポピュラリティーにおいて一歩譲るとはいえ、作品の充実度という点では優るとも劣らない。名匠スウィトナーの音楽性、ベルリン・シュターツカペレのほの暗い響き、東ベルリンのキリスト教会の深々とした音響、全てがシューマンのロマンを表現するために最高度に作用している。 交響曲第2番ハ長調Op.61(1845~46)(初演1846年、ライプツィヒ) 交響曲第4番ニ短調Op.120(1841/51改訂)(初演1841年、ライプツィヒ、改訂版1852年、デュッセルドルフ) オトマール・スウィトナー指揮/ベルリン・シュターツカペレ 録音:1987年8月13~15日、17~19日、東ベルリン、イエス・キリスト教会 レコード芸術:推薦 解説:前田昭雄 DENON(日本コロムビア) 33CO-1967 購入年月日:1992年4月16日(サウンドハンター各務原店) 再発年月日:2003年3月26日 COCO-70497
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Last updated
2023.12.04 20:41:45
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