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カテゴリ:日記
授業に、工学倫理なるものがあります。
簡単に言えば、技術者達の倫理を考えるって感じですね。 具体的には、構造上のミスによる事故や、不祥事などの事例について、 考察して、その時、当事者に出来たことや、 倫理上問題のあること、対策などを、検討して、 レポートにまとめるといった具合です。 先日、発生したマンションの耐震強度偽造問題がその課題になりました。 発覚の経緯や、当事者達の倫理的に問題のある点を挙げる・・・ 正直、倫理的に問題のない行為がどこにあった? 偽造を行った人間はただの犯罪者。問題外です。 民間の検査機関は、ちゃんと仕事もしないし、対応も無茶苦茶。 そして、責任をなすりつけ合い、あげく破産に逃げる建築主・・・ 国交省はていたらくで、政府は与党の幹事長が業界の心配をする始末。 総理は、“民営化”と“憲法改正”以外に興味無しで、丸投げ状態。 一体、この国はどうなってるんでしょうかねぇ。嘆かわしい・・・ 本日、国が公的資金を使うと発表しました。当然と言えば当然。 しかし、俺は、正直なところ、居住者には悪いですが反対です。 国の資金=税金です。つまり、俺たちのお金がまた使われるわけです。 元はと言えば、偽造した人間が悪いですが、買った人間と売った人間にも 過失は大いにあります。買った人間・・・住民にもです。 冷たい言い方ですが、関係ない人間の払った税金で補填はおかしくないですか? 買った側に過失がないなら、売った側が全額支払うべき。 商売をしているのだから、保証は当たり前。家だろうと何だろうと・・・ これで、また借金が増える→増税なのだからたまったもんじゃない。 この問題は、しばらく解決はしないでしょう。行政もアヤシイデスし。 税金投入→当事者は民事で訴えられるだけで野放しなんて許せない。 建築基準法違反だかは、大した懲役にもならないし。 国が払ったお金は、売り主が借金として、何世代もかけて国に払う。 それが責任を取り、その重さを知るということではないだろうか・・・ あくまでも、俺個人の意見ですので、あしからず。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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