のんびりきまま

今年ではなく来年からだけれども
学校の教科書が　また大きく変わるらしい。
ゆとり教育で3割？削減したのは
長女が2年生のときだったかな。1年生だったかな。
なんとなく不安だった。
塾に通える子と通えない子との差が激しくなるだろうと
そう感じたから。そしてそのとおりとなっている。
だから内容が増えるのは賛成！

竹島問題とか従軍慰安婦とかは
記載しない教科書があるようなことも新聞に書いてあった。
私の学生時代の教科書にも載っていなかったと記憶している。
従軍慰安婦のことを知ったのは10代後半になってからだった。
個人的には授業で教えてほしかった。
被害者意識のほうが強く、加害者意識のほうとは
できたら対峙したくないというのは　
人間の感情として、どんな状況でも同じだろうけれども
授業では事実を正しく少しでも多く子供たちへと伝えてほしい。
たとえ時間の都合で授業でさらっとしかできなくても
教科書に書いてあったなら目にすることもあるだろう。

広島・長崎への原子爆弾投下をアメリカでは正しいこととみているらしい。
日本で同じように思っている人はほとんどいないんじゃないかな。
日本はこの件に関して言えば被害者だからどちらかというと
アメリカに対してもっと反論してもいいんじゃないかと
ここ数日の中国や韓国の様子を見ていて思う。
でもそうしないことの一因に、一般日本国民にとって
戦争での一番の加害者は敵国であったアメリカなどではなく
自国の軍・・・いえ国そのものだったからではないかなと私は思う。
もっとも私も戦後に生まれ育ったわけで経験者ではない。
身近の経験者などから話を聞いて育っただけである。
軍事主義の中で虐げられ抑えられて生きていた話を聞くだけでつらくなる。
だから日本は自国から戦争を追い出し
敵国だった国々への恨みつらみも強くなく　今まで来たんじゃないかな。

ということは　従軍慰安婦などなど日本軍が行ったひどい行為を
（日本人にも同じようにしていたんだし従軍慰安婦だってそう）
日本人はきちんと受け止められると思う。
何より知らないでいるのってよくないと私は思う。

中国や韓国の戦争を題材にした映画とか本を
どんどん日本でもＴＶとかで放送するとか出版するとか。
でもって　日本の戦争を題材にしたものを
あちらで放送・出版したらどうなんだろう？
やっぱり　その辺から相互理解していく必要があると思うから。

中国や韓国が
あそこまですごいデモをするのは何でかな？と考えていて
私が思った戯言でした。