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カテゴリ: BL系ドラマCD・ゲーム(n)
![]() タイトル:この愛にひざまずけ レーベル:リーフ出版 原 作 :早水しほり キャスト:諏訪冬紀/遊佐浩二 古峰三虎/中井和哉 発売日:2005/06/15 NK出演度(本編) ★★★★★ NKマニア度(本編) ★★★ NK出演度(フリートーク) ★ NKマニア度(フリートーク) ★ NKエロ度 ★★★★★ その他の出演者 ★★★ エロ度 ★★★★★ 構成度 ★★ テンポ んー。特になし 傾向 ヤクザ×弁護士で幼なじみ 総評 まず、愚痴いいですか? この作品には「(初回)通販特典」なるものがあります。 当然、そんなもんはとっくの昔に終わっており、しかも巷の噂ではその特典の方がメインとまで言われています。 まあ、そんなん、新参者に当然のマイナス面ですから、腹くくって買ったわけですよ。 それはそれでいいです。が、 中井さん含め、声優人のフリートークに流石にカチーンと来ました。 手に入れたくても手に入らないのに、なんで特典の話ばっかするとですか? 当然声優さん達はシステムをご存じないかもしれませんが、 そのトークを聞いた時に、特典の事を知らなかった購入者だっているだろうし、 手に入れられない購入者だっているわけですよね? フザケンナ!って思いましたよ。 これがプロモや初回特典の中だったら話は別ですが、製品の最後についているフリートークがこれってのは プロとして、ファンや購入者をどう思ってますか、と。 そういう話をしてくださいと言われたにしてもどうかと思います。(ってか、してください、ってのは相当根性悪いよな;) はい、愚痴終わります。 … つか、作品の方も愚痴っぽいです; ただ、これは明らかに私が悪いです。期待しすぎました。 中井さんはヤクザの若き親分の役で、幼なじみで組の顧問弁護士の息子である主人公にずっと惚れていて、 とうとうご無体を働いちゃう人です。 中井声でヤクザ! そりゃもう、聞く前から期待するなってほうが無理でしょう! 初っぱなから濡れ場っちゅーのはアレですが、強面な中井声が展開されます。 ところが、ところがですよ。 これが、その…ものすっごく薄っぺらい内容なんですよ。 お前はあれか、コミックコードにでも忠誠誓ってんのか、ってくらい、主人公側には肩入れできるような ヌルイ都合のいい理由をつけておくべし、みたいな。 任侠やチンピラ、果てはそれに翻弄されるパンピー、っていうのは、私の好きなジャンルです。 ただ、絶対に破っちゃいけないルールがある。 それは、どんなに人間味があろうが、世間の鼻つまみ者を正当化しない、という事です。 正当化されない不毛さこそが、任侠モノの醍醐味なんです。 はっきりいって、この作者、任侠モノが(本当の意味で)好きじゃないとみました。 まるっきり、ヤクザって危険っぽくてカッコイーってミーハー丸だしで、エロとラブのためだけに 設定を用いている同人誌と同じレベルです。こういうご都合主義なの山ほど読みました。 …って書いて置いて… NYNYでもそうですが、BLって好きなジャンルを読むと、ひたすら造型の浅さに腹が立つだけかも; んで、そんな事言ってても何なので、これは任侠といっても、貴方の知らないファンタジー世界の任侠なんだよ! と、思いこもう…としても、これまたキャラの性格がダメダメ。すっごい中途半端なんですよ。 三虎の行動は、自分勝手かと思えば変な所で相手に気遣い、強引かと思えば、甘くてあっさり引き下がる。 アンタ、二重人格ですか!? ちょっと、性格が破綻しているとしか思えません。なんだか、ふわふわした小学生みたいなんです。 くわえて主人公のヘタレっぷりもすさまじいです。…まあ、ここはいつものBL女役たる所以かもしれませんが。 妙にカッコ付けてる分、その優柔不断さがはっきり出てしまっています。 なんか、はじめにプロットありきで、それに性格付けの薄いキャラが流されていく、って構図。 全ての展開が「イメージ」で構成されてしまっています。フローチャートみたいです。 本当に中井さんの太い声はステキなんですが、いかんせん、キャラの魅力が全くない。 って愚痴愚痴書きつつ、聞き所はあります。 中井さん、テレフォンセックスしてくれます。 …まあ、これもすんごい唐突で、三虎という人物がこれまでの描写からいってこんな事すんのか?という疑問はびしびしですが (そして、疑問の通りの行動に出ますが) もう、設定もキャラも無視です。無視。 何しろ電話ですから。中井声でエロい言葉を囁いてくれる事に熱中しましょう。 こればっかりは身悶え必至。本当に、ここだけでも買いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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