声萌!blog

2008/04/24(木)22:29

朗読 浜田広介名作選集

一般ドラマCD(n)(199)

朗読 浜田広介名作選集 ~「泣いた赤おに」「むく鳥のゆめ」「りゅうの目のなみだ」~ 中井和哉、保志総一朗、中村悠一 レーベル:キャラモモ/アルドゥール 原 作 :浜田広介 キャスト:『泣いた赤おに』朗読:中井和哉 『むく鳥のゆめ』朗読:保志総一朗 『りゅうの目のなみだ』朗読:中村悠一 人里近くに住んでいた心優しい赤おには、人間と仲良くなりたくて色々と悩んでいた。 だが、赤おにの容姿を見ると、人間は話も聞かず逃げ出してしまう。 癇癪を起こしていた赤おにの元へ訪れた青おには、彼にひとつの方法を教え… 中井さんが、声優デビュー10周年イベントで朗読されたという絵本、「泣いた赤おに」が、とうとうCD化されました! 落ち着いた、優しい声での朗読は勿論、赤おに、青おに、村人の演技分けは必聴です。 完全に朗読なので、基本的には独特の言い回しもそのまま。 ラストにもれ聞こえる赤おにの嗚咽には、思わず涙ぐんでしまいます。 で。 泣いちゃったんですけど、実は私、この話(原作)あんまり好きじゃないんだ! 何故って、赤おにが、あまりにも他人の気持ちに鈍感で。 青おにが、あまりにも自己犠牲が強すぎて。 どれだけ人に認められ、受け入れられたかったからといって、 こんな方法で、無二の親友を失って、釣り合いが取れる事だったんだろうか? 中井さんは、この話を読んで涙ぐんだって言うお話ですが、 どんな涙だったんでしょうか。 私は赤おにの思慮の浅さに、無性に口惜しくて涙が出ます。 なんで人は、失ってからでなければ、それがどれだけ大切だったのか 気付くことができないんでしょうか。 自分が赤おにだったら(青おにではない。無理。)悔しくて、自分が情けなくて 「青おにの馬鹿ー!!」 と叫びながら、人間と仲良くすごすための家になんて帰れない。 どれほど遠くへ旅立ったとしても、おっかけていって謝りたい! 嘘なんてつくもんじゃねえよ、後悔役に立たずだよ。 と ピュアな中井さんの声を聞きながら、妙に悶々と なんだよ、「あらしのよるに」に続いて、萌え話じゃねーかと気付いてしまった。 青おに(中井)×赤おに(中井) って事か。 ってか、赤おにの事どうこうじゃねえよ。 お前が最低じゃないか! ボーナストラックの中井さんは、「お話のお兄さん」です。 ゾロとかBLとか、欠片もありません。 とても綺麗にまとめられています。 さっすが! ※追記 「ブックレット内に出演声優3名のスペシャルメッセージ掲載」 とあったのを、ハタと思いだし、 「おい!俺ンとこ、ブックレットついてなかったぞ!」 と一瞬大慌てしましたが、 あの紙っぺら一枚が「ブックレット」 確かに、数行ずつコメントがありましたヨ。(手書きでもなんでもないです) …んな大げさに書く事か?コレ。 特典ありのコミコミさんでは在庫切れ!(@口@)

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