ロシア紅茶の謎 講談社文庫 / 有栖川有栖 【文庫】


キャスト
火村英生：神谷浩史
有栖川有栖：鈴村健一

田中芳信：中井和哉
叶克彦：谷山紀章
黒井武明：諏訪部順一
二宮隆一郎：森田成一
高津真希子：湯屋敦子

船曳警部：飯塚昭三
鮫山警部補：東地宏樹
森下刑事：森久保祥太郎


公式アナウンスの第一報をお伝えした時に
短編をドラマにする面白味を堪能するために原作を読むべきか
はたまた、初めて知るストーリーの楽しみを優先すべきか悩んだ管理人でしたが
…
先に読んじゃった。てへ。
短編ですし、文体も内容もほぼラノベジャンルでしたのでさくっと。

で、最初の感想が「え？これをドラマＣＤにするの？このままで？？」でした。
ネタバレになるので、詳しくは書きませんが
小説でも非常に難しい
ドラマＣＤなんてもっと難しい
しかし、このまるで上方落語のオチのような話がどう料理されるのか！
大変な期待を持って視聴いたしました！


うん


難しいね、このジャンル。


これ、ファンの方はどう読むんでしょう。
管理人としては、途中に「ズコー」とかオチに「ちゃんちゃん」って
SEを入れたくなるのですが
推理小説っつっても、辻真先の短編のような感じです
辻真先は、あれはまぎれもなくコミック的なコメディなのですが
微妙なオサレ感があるため「これ、笑っていいのかしら」と悩んでしまいます

ただ、中井さんの役どころの謎説きが…（笑）
中井さんで嬉しいと言うか、そういう事を言う私変態！というか
全体の形状なの？一部の表現なの！？とか、
二重の謎かけになってたりするのぉぉぉ！？
とか、そういう楽しみ方はできます
あ、あと、中井さんの役が汗臭いスポーツマンってのも管理人的には萌えでした
ちなみに、江戸川乱歩の名作へのオマージュ作品、という感じではなく
単にネタを拝借、という体でした。


中井さんは所詮別録です。キャスト表の順序に騙されてはいけません
かなりの大ウソです。がっでぃむ。
ただし、中井さんの少なさを東地さんの無駄に良い声が補填してくれます


で

まあ、ここまででしたら、最近は聞かなかった事にしよう、とレポもサボる管理人なのですが！

今回、本編にも短い一言があり
更には二枚組でキャストトークもついていまして！
そちらを是非、お勧めしたいのでございますよ！

とはいえ、このキャストトークのお題
モロに本編ネタバレになってまして、非常にご紹介しづらいのですが…
お題に対して、中井さんが最近については特に話す事がなかったので
幼少時のお話をしているのです！
多分、このエピソードは他で聞いた事なかった気がする！
いやー！もうかわいいいいいい！！！！
子供ってそういう事あるよねー！
お母さん、可愛い、と思いつつ、若干心配だよね！
　必　聴　です！

あと、管理人はコーヒーをブラックで飲めない人なので
中井さんがとても大人の人に感じました
そして、中井さんが「大人」に向かっている様も、これまった！


更にこれまた作品本編の話ではなくて恐縮ですが
「関西弁」についてみなさまの思う所がまた面白かったです
なんで中井さんは別録だってのに、あんなガードをしているのだろう（笑）

おまけですが、中井さんがとてもすっきりと弄られています
別録なので、弄られ甲斐はありませんけれども。

尚、まんだらけの特典「ジャバウォッキー」には中井さんは出演されていませんが
キャストサイン入り台本＆色紙プレゼントキャンペーンがあります
同封のハガキにて応募形式で締め切りは6/30必着
購入を迷っている方はお早めに！