■浮世絵(錦絵)コレクション■浮世絵(錦絵)コレクション特にコレクターではないのですが、父が持っていた錦絵を時折楽しんでます。 江戸から明治にかけての時期、浮世絵の終期(末期)と呼ばれる時代のものです。 ・一魁斎芳年(月岡芳年)/「川中島三討死両雄血戦之図」 ・一魁斎芳年(月岡芳年)/「月百姿」シリーズの「山城小栗栖月」(1枚刷り) 月の下で起こる様々な歴史的場面を記した100枚のシリーズの91番目。 山崎の戦いで秀吉軍に破れた明智光秀が、山城の小栗栖の近くで、 百姓の一群に待ち伏せられ、中村長兵衛に竹槍で刺し殺される。 ・大蘇芳年(月岡芳年) /「明治小史・年間紀事~鹿児島県下賊徒蜂起之事件」 ---「血まみれ芳年」と呼ばれた残酷絵で有名な人だが、これらは歴史もの。 ・玉蘭斎貞秀/軍法八陣略図 ---横浜の鳥瞰図や外国風俗・文物の題材が多い人だが、これは兵法の陣形図。 ・井上探景 /観兵式之図 ---教育や皇室や憲法発布などを題材とした時事報道の錦絵が多い人。 ・梅堂国政(歌川国政)/役者絵 ---東京風景や機関車など文明開化絵や役者絵が多い人。 ・揚州周延/「女礼式茶の湯」「ちよだの大奥」「貴婦人の絵」 ---官廷官女、大奥風俗などの美人画で知られ、洋風風俗画も多い。 ・東洲勝月/観古東錦・幕府道中川越之図 ---憲法発布、博覧会、日清戦争などの題材が多いが、これは大井川を渡る絵。 ・河鍋暁翠/花月 ---「暁翠」らしき銘の雛祭り図。狩野派絵師・河鍋暁斎の娘。 ジャンル別一覧
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