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カテゴリ:音楽
日記は時おり書いているのですが、まとまらなくて放置したのがどんどん溜まっていきます。どうもすみませんね。
今回の話題はレコードのサイズです。 京都の「おもちゃ映画ミュージアム」で「SPレコード展」が企画されたので、スタッフの私は展示資料としてレコードの大きさを調べました。ところがサイズは「いろいろあった」というアバウトな記述ばかり。ちゃんと寸法が表示されてないので、どうも誰も把握してないようです。 なので展示会で集まったレコードを実測し、リストアップしました。すると下記のようになりました。 ・外径500mm(約20インチ)映画用の長時間レコード ・外径400mm(約16インチ)放送局、映画館用 ・外径300mm(約12インチ)SPレコード、30cmLPレコード ・外径250mm(約10インチ)SPレコード、25cmLPレコード ・外径220mm(約 9インチ)SPピクチャーレコード ・外径200mm(約 8インチ)SPレコード ・外径175mm(約 7インチ)SPレコード、EPレコード ・外径150mm(約 6インチ) SPレコード ・外径125mm(約 5インチ) SPレコード ・外径100mm(約 4インチ) SPレコード ・外径50mm (約 2インチ強)おもちゃ用レコード(声や音のメモ用) ![]() ずいぶんありますね。この調子じゃ、各インチごとに作られていたのかも知れませんね。 なお、世界最大といわれる50cmのレコードは、北海道新冠のレコード館に展示されているそうです。40cmのは業務用で、どちらも今回は入手が出来なかったのですが、それ以外のレコードは展示会で揃ったものです。展示の撤収中に思いつき、テーブルに並べて撮影したのであまりキレイには撮れてません。ご勘弁ください。 ![]() <画像:LPレコード一覧> SP盤がこんな混沌とした状態だったので、LP盤やEP盤が登場した時には、サイズを30cm、25cm、17cmの3種に標準化され、現在に至っています。 デジタル時代に入っても、レコード盤の技術は電子情報の媒体としても使われ、CD、DVD、ブルーレイ、すべてが光ディスク規格の120mmに統一されています。 なぜ120mmになったかの理由はよく語られていますが、ベートーベンの「第九」が入るサイズだということです。コンパクトディスクを開発したフィリップスが1時間収録の115mmディスクを提案したのに対し、技術提携を持ちかけられたソニーの福社長・大賀氏が75分の120mmなら大概のクラシック曲が収録できると強く主張したからと、ソニーの社史にありました。 その後開発されたDVDやブルーレイなども120mmに統一されたのはいいんですが、おかげで真っ白のプリンタブルディスクは何のディズクなのかが見分け付かない事があり、困っちゃいます。 ちなみに、レコードは外側から中心に向かって読み取ります。外側の方が走行距離が長いので、いい音質で録音出来るからです。 フロッピーやハードディスクも外からです、しかし光ディスクは中心から外に向かって読み取ります。その理由は中央の方が揺れに強い、起動点がわかりやすいなどの理由があるようで、外側と内側で回転速度を変化させ、読み取り速度を一定にしているそうです。なんかすごいですね。 ただし開発当初、レコードでも内側から録音されたものも存在しました。フランスのパテ社が開発したセンタースタート盤です。それは映画と連動して上映するためのレコードでした。中央のラベルにスタート位置の目印をつけ、フィルムと連動させたのだそうです。 ほんとに、レコードと一言で言っても、この100数十年の間に様々な種類が開発されたのですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025/04/25 07:05:33 PM
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