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カテゴリ:音楽
思いがけない時にテレビから復興節が飛び出しました。 HHKの大河ドラマ「いだてん」でした。 大正12年の関東大地震で全てを失いながら、逞しく立ち上がりつつある 人々の姿を面白おかしく歌った歌です。私はこの歌が好きで、聴く度に 心が温まります。 添田さつき・復興節/ 土取利行(唄・演奏)Hukko bushi/T.Tsuchitori ------------------ 家は焼けても江戸っ子の 意気は消えない見ておくれ アラマー、オヤマー、たちまち並んだバラックに 夜は寝ながら、お月様ながめて、エーゾエーゾ、帝都復興 エーゾエーゾ ♪ ------------------ これを作ったのは明治・大正期に活躍した演歌士・添田唖蝉坊(そえだあぜんぼう) の息子の添田さつき(本名は知道)。 この親子が日本の歌曲の社会派シンガー&ソングライターの元祖であります。 そして、彼らの歌を現代に蘇らせたジャズ・ミュージシャンの土取利行さん。 この歌については5-6年前にこのブログで取り上げさせてもらいました。 (「関東大震災の焼け跡で歌った演歌師」) バラックが立ち並ぶ日暮里の焼け跡で、悲惨と絶望の底にある群衆に囲まれて歌う 演歌士。当時のマスコミといえば新聞しかなかった時代、街角で歌う演歌士は 貴重な情報源でした。 添田さつきは、袋叩きにあうのではとびくつきながら、震災の悲惨さを描写した 報道歌「大震災の歌」を歌うと、無言で聴いていた人々が歌詞を買い求め始める。 続いて「復興節」を歌うと笑いが起こる。こうしてこれらの歌は被災地の人々に 受け入れられ、全国で広く唄われました。 ラジオ放送が開始されたのはその二年後のことです。 私はこの添田親子を主人公にした大河ドラマが出来る事を待ち望んでいます。
文明開化で戸惑う世の中、民主主義や資本主義、権威や政治家を痛烈な批判歌 で繰り広げるドラマです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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