続☆にゃご =^_^= の思い出

今日は３月１９日のブログの続きです にゃごがやってきて数年後のことです。 老朽化した我が家を取り壊して、建て直すことが決まりました。 新しい家が完成するまで半年ちょっと・・・その間、家からクルマで１５分弱の市営住宅に仮住まいすることになりました。 何となく予想していたこと・・・とは言え、にゃごはその仮住まいに連れて行ってすぐに姿を消してしまいました。 それが、無事新居が完成し、引越しも済んでしばらくしてからのこと。 ある日、わたしはバスに乗ろうと近く（・・・と言っても歩いて５分位かかるのですが(^^ゞ）のバス停に向かって田んぼの間の農道を急いでいました。 その時、古い資材置き場の倉庫から・・・ にゃぁぁ～～ と聞き覚えのある鳴き声とともに、１匹の猫がわたしの方に向かって歩いてきたのです・・・。 「にゃごちゃん・・・にゃごちゃんだよね」 間違いありません。 バスの時間が気になりましたが、わたしは大慌てでにゃごを抱っこして家まで引き返しました。 場所は同じ・・・とは言え、すっかり様子の違う元の住まい・・・。 だけど、やっぱりにゃごはその日からまた当たり前のように家に帰ってくるようになりました(笑） どこでどうやって過ごしてたのか・・・ おそらく仮住まいを抜け出し、すぐにこの土地に戻ってきていたのでしょう。 クルマで連れていったのに・・・野生の感・・・ってスゴイですね。 それに、間にはクルマの往来の激しい場所も何箇所かあったのによく無事に・・・と思わずにはいられませんでした。 おまけに、少々汚れてはいましたが、いなくなった時と同じくらいふっくらと太っていました(笑） りんご畑と田んぼに囲まれていた実家・・・にゃごはあの土地を本当に気に入ってくれていたんでしょうね。 新居には、これまた弟がどこかから拾ってきた子猫が既に１匹住んでいました。 それが"みけ" 最初、突然やってきたにゃごに驚いた様子でしたが、すぐに仲良しになりました。 みけは、にゃごと反対でとっても小柄な猫。 外でほかの野良猫に出会っても、ケンカで勝てるはずがありません・・・が、みけがほかの猫と睨み合う声が聞こえてくると、にゃごはよくとんでいって相手の猫を追い払っていました。 それから３，４年・・・ にゃごは今度こそ本当に姿を消してしまいました。 あの風来坊のにゃごのことだから・・・となんだかふっと帰ってきそうな気もしていたのだけれど・・・。 みけも７年前まで元気でいましたが・・・今は実家の庭にある一番せいたかのっぽの樹の下で眠っています。 最近、暖かくなってきたせいか、庭に２匹の猫が交互に散歩にやってくるようになりました。 盛んにまくしたてる我が家の愛犬クンを尻目に(笑）、しばらく日向ぼっこを楽しんでいくこともあります。 そのうちの１匹がうすトラ模様で・・・にゃごにおもかげが似ています。 そうしたら、何となく・・・ほんの少しでいいから、もう１度にゃごとみけに会ってみたくなりました。