2010/06/25(金)05:40
対デンマーク戦、これぞ日本のサッカーだ!!
今、日本人が出来うる最高のサッカーを体現してくれた。
勝利のキーは・・・
この試合のキー・ポイントは当然ながら、先制点。
先制点以外に、正直、日本に商機はない。
勝利した2試合ともに、先制点。これ以外にない!と言える
理想的な展開で予選を終えた。
本田のFK。チャンピョンズリーグのセビリア戦を再現したかのような無回転ゴール。
高地の南アフリカでは無回転のFKが決まるシーンはほとんど見受けられなかった。すごい!すごすぎる・・・。
若い・怖いもの知らずの本田の勢い↑↑。感服しました。
初戦でも感じた本田のトップ起用という抜擢。効いてましたね。
オランダ戦では基点になれなかったですが、この試合では、体を張って、
トップでファールはもらえるし、キープも出来る。素晴らしいパフォーマンスでした。
勝利のファクター
1)両翼の大久保・松井の頑張り・走力。
特にサイドのキーマン・ロンメダールを抑えた長友と大久保の左サイド。
2)日本人が再三オシムさんから言われていた欠けていた50Mのスプリント。
遠藤が走りこんでのダイビングヘッドを試みたシーンが象徴的。
遠藤の4年前の出場タイムゼロの屈辱が凝縮された試合に賭ける思いを
感じました。
遠藤のFKのゴールも嬉しかったですが、あのダイビングヘッドのシーンが
何よりも嬉しかったです。
3)バイタルエリアでの積極性。
大久保の決定力の無さ(得点のにおいの無さ)の凄さには脱帽するしかないものの、ゴールに向かう姿勢が一番ですね。
長谷部、大久保、長友。出てましたね。
4)中澤の復調
大きい。ずっと精彩を欠いていたプレーが続き、心配してましたが・・。
W杯、気持ちで闘ってくれてますね。
トゥーリオとのコンビ。替えが効かないセンターバックですね。
5)先発起用の抜擢について
GK川島のイングランド戦での抜擢によるチームの浮上
(出来るんじゃないかという高揚感)。
中盤のアンカー・阿部の抜擢。稲本が強豪相手の中で、対人の当たりの強さも
強く一番手かと思ってましたが、バランス能力の高さ・ベンチを温めていても
腐らない人間性。ポジショニング、フィード能力の高さ、効いてますね。
トップの本田の起用。サイドでの松井・大久保とのリンク。
試合を追う毎にコンビネーションが良くなって、流動性が出てきていますね。
多くの選手がベンチを温めていた選手であったこと。
それがチームの結束力を高めているんだと思います。
チームの核であった俊輔の忸怩たる思いも、チームが共有しているんじゃないかと思います。
足元のパスサッカーからの転換が突貫工事で完成。
こんな事が起きるんですね!
パラグアイ戦、また頑張って起きますぞ。