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「ITmediaニュース」によりますと、

「ドワンゴは、子会社のニワンゴが運営する「ニコニコ動画」の事業を担当する「ニコニコ事業部」を、来年1月1日付けで「ニコニコ事業本部」に昇格させる。携帯コンテンツの「dwango.jp事業本部」との2本柱で運営していく。

ニコニコ事業部は25人だったが、事業本部昇格で40人に増員。その下に「企画開発部」（30人）、「事業推進部」（5人）、「ライツビジネス部」（5人）を設置する。

　企画開発部と事業推進部は、ニコニコ動画で行う企画の立案・制作を担当。ライツビジネス部は、ニコニコ動画の人気コンテンツを使ってビジネス展開する際に、コンテンツホルダーや著作権管理団体との交渉を担当する。ニコニコ動画にアップロードされた動画の監視や、著作権を侵害している動画の削除も行う。」

とのこと。ニコニコが本格的に稼動していく中で、どうやら、ドワンゴとしては、収益の要と位置づけたようですね。動画を視聴する側でちょっと懸念されることは「ニコニコ動画にアップロードされた動画の監視や、著作権を侵害している動画の削除も行う」って点でしょうか。

ユーザーがつけたコメントが流れるという画期的な点と、著作権に関して割と自由な感じが、ニコニコの良さでありますから、その方向性がどう変わるのかは気になるところであります。確かに、かなりの動画は、国内で厳密に言えばアウトなのかもしれませんがね…。
「そこを何とか」って思う部分もあるわけで、将来的にはむずかしそうですね。