「とにかく分かった。一緒にいてやってくれ。」
翔、「武蔵原総合病院。武蔵原総合病院です、課長。」その声に内海、「武蔵原総合…。おぃおぃ。またかよ…。」そして、「翔~~。優里亜…、今、どんな感じだ…???」翔、「も…、物凄い汗で…。ぐったりしてます。」椅子から立ち上がり内海、「…ったくな~~。とんでもない暑さ…。」窓際に,足を。そして外の景色を見て。「とにかく分かった。一緒にいてやってくれ。俺はすぐ、士門に連絡する。……うん。頼むな。」通話を切る。スタッフ一同、「課長~~。」「今、翔と優里亜…、救急車の中だ。武蔵原総合に向かっている。」康、「武蔵原総合…。また…。」「あぁ…。熱中症…らしいとは…言ってたが…。とにかく…。」内海、受話器を取って…。葉月、奈都美を見て、「ナツ~~。」奈都美、困ったような顔で…。内海、「あぁ~~。士門か…、俺だ。内海だ…。」そして内海からの話に士門、「何――――――っ!!!」内海、「すまん。ウチの幸村が着いていながら…。」士門、「いや…、いやいや。幸村が着いていても…。そればっかりは…。」うろたえながらも士門、「あ~~。とにかく分かった。わざわざ…ありがとう。」ざわつく営業部。「詳しい連絡が入ったら、また。」「あぁ…、頼む。こっちから…加瀬に電話…しても…、多分…。」内海、「あぁ…。」士門、受話器を戻して。「加瀬が…出掛け先で、倒れた。…熱中症…らしい。救急車で…。」営業部スタッフたち、「え~~~~っ!!!」救急車の中、優里亜、ぐったりとしながら、いきなり顔を脇に、「うぅ…。」隊員、「嘔吐…。」けれども口の中からは何も…。翔、「優里亜…。」隊員、「血圧…低下…。」内海、立ったままで、窓と椅子との往復。駆け足で瀧澤、「庸ちゃんっ!!!」スタッフ一同、「部長っ!!!」内海、「お馨さん。」「翔から、何か…???」その声に内海、首を横に。「とにかく私。」内海、頭をコクリと、「お願いします。」瀧澤、受話器を持って、内線ボタン。「もしもし、お疲れ様、瀧澤です。徳嶺部長っ。」電話に出たのが、営業部、清水亜美(しみずあみ)。「あ~~。はい。」そして、「はい。徳嶺です。…おぅ~~。お馨さん。……うん。うんうん。分かりました。じゃ、私もこれから…。」徳嶺、自分の席を立ち、部署内を歩き、士門に、「武蔵原総合病院、行ってくる。瀧澤部長と一緒だ。あと、頼むぞ。」士門、「分かりました。」車の中で、徳嶺、「すみません、お馨さん。」瀧澤、「いえいえ。とにかく行きましょう。幸村からまだ連絡がないという事は…、まず、間違いなく武蔵原総合。今頃は、緊急救命…???…ウチの菱川も…その病院なんです。」徳嶺、「おやおや。……、あっ、失礼…。…で、今、菱川君は…???」「順調です。まだギプスのままですが…。」「そうですか~~。…けど、あの事件は…酷い。うん。」瀧澤のスマホに着電。瀧澤、自分のスマホを徳嶺に、「部長…すみません。スワイプしてスピーカー、お願いできます…???」徳嶺、瀧澤のスマホを持って、恥ずかしそうに、「あ…、あぁ…。」スマホから、「お馨さん、内海です。運転中、すみません。」瀧澤、「…で…???翔から…何か…???」「えぇ…。病院…着いたそうです。武蔵原。」「そう…。で…???」「今…、緊急救命の方で…。」「分かった。ありがとう。徳嶺部長と今、向かってる。」「分かりました。お願いします。」徳嶺、「内海課長、ありがとう。」その声に内海、「いえいえ。大事にならなければ、いいんですが…。」「あぁ…。」内海、「とにかく、徳嶺部長、よろしくお願いします。」「あぁ。分かった。」通話を切る。徳嶺、「スマホは…、ここに…???」瀧澤、「えぇ。ありがとうございます。」「それにしても、お馨さん、さすが…、運転が上手い。」「え~~ぇ…???」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ティティベイト titivate ベルト付き前後2wayチュニックトップス (ブラウン)ベルト付き前後2wayチュニックトップス/肌触りの良い薄手のリブ生地が爽やかな着心地を叶える/トップス/レディース/チュニック/ロング丈/長袖/リブ/リボン/ベルト付き/セットアップ/2way/シンプル/トレンド/リラックス【メール便可/100】