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それから30分後、廊下に出て来た医師に翔、
「先生っ。」 「女性と一緒にいらした方ですね。」 医師。 「はい。優里亜…、どんな…???」 「中度の熱中症です。今は…まだ…、水分摂取が出来ない状態ですから、点滴を…。」 翔、 「熱中症…。」 そして医師に、 「他には…問題…。」 興奮している男性に医師、 「大丈夫です。今は、休まれてますが、直、目を覚ますでしょう。」 そして、 「それでは…、お大事に。」 そして男性肩をトントンと優しく叩いて。 翔、 「中に…入って…???」 「え~~。構いませんよ。もしかしたら、目が覚めるかもしれない。」 翔、 「ありがとうございます。」 病室のドアを開けて、 「優里亜っ!!!」 ベッド上、目を閉じて。そして点滴が…。 「…ったく~~。びっくりしたぜ。いきなり倒れてくるから…。生きた心地、しなかったぜ。」 静まり返っている病室。 病室の窓際に立ち。そして今度は壁に背中を…。 そして椅子に座って。 「お~~い。目ぇ覚ませ~~。優里亜~~。」 そして今度はスマホを見て。 その時、 「翔…。」 瞬間、翔、 「ぅおっと~~。びっくりした~~。目ぇ…覚めた…???」 優里亜、 「うん…。…えっ…???私…???」 「熱中症で、倒れた。」 「熱中症で…???」 壁側の椅子に座っている翔を見て優里亜、そして天井を見て、 「そっか~~。ふらりとなって…。それから…記憶が…。」 「水分摂取、できる状態じゃないから…。」 点滴に向かって首を…。 「点滴…してる。」 優里亜、 「あっ。ほんとだ…。」 翔、 「…ったく~~、びっくりさせんなよ。…いきなり倒れてくるから…。…それからぐったりとなって…。」 ベッドに近づきながら。 「ごめん。」 「まっ。けど…安心した。先生も、他には身体…、どこも悪くないって…。」 その声に優里亜、 「ほんと…???よかった。」 「まっ、今、おまえに倒れられると、俺が困るから。」 そんな翔の声に、 「うん。…だね。…あっ、会社に電話…。」 「もう…してるよ。…おっと~~。もう一度、電話しなきゃ。ちょい、電話。」 スマホを右手で優里亜にかざして。 優里亜、 「うん。」 ドアに向かう。その時、ドアをノックする音。 そしてドアが開く。 「翔。」 瀧澤である。 翔、 「部長~。」 そして瀧澤の後から、徳嶺。 「徳嶺部長。」 瀧澤、 「翔、お疲れ。ありがと。」 そして瀧澤、 「加瀬さん。」 徳嶺、翔に頷いて、優里亜に、 「加瀬。」 優里亜、 「部長…。瀧澤部長。」 「びっくりしたよ、君が倒れたって聞いて。」 徳嶺。 瀧澤、翔に、 「…で…、容体は…???」 翔、 「医者の話だと、中度の熱中症だそうです。今、水分摂取出来ない状態で、点滴を…。」 瀧澤、 「うんうん。」 徳嶺、 「幸村、着いてくれていて、ありがとう。」 その声に翔、 「いえいえ。そばにいたんですから、当たり前です。それより、熱中症以外には、身体…どこも異常はないと…言う事で…。」 瀧澤、徳嶺、 「うんうん。」 「良かった。良かった。」 瀧澤、 「…で、病院には…???」 翔に…。 翔、 「あっ。それまでは…???」 「あっ、そっか…。じゃ。」 その時、徳嶺、 「あっ、それは…、私が…。」 瀧澤、 「あっ、そうですね。すみません。」 数分後、病室に戻った徳嶺、 「3日は、入院となるようです。自律神経や筋肉、調節機能が働かなくなるとの事で…。」 瀧澤、 「そうですか~~。」 優里亜、 「3日…入院。」 瀧澤、 「うん。」 「翔…、仕事…。」 翔、 「あっ、あ~~。…でも、何とかなる。うん。とにかくおまえは…無理すんな。」 「う…、うん。あっ。それと…。」 翔、 「…ん…???」 優里亜、 「ここって…。どこの…病院…???」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 【楽天スーパーSALE!1609円】オールインワン《全2色 ストライプ柄カシュクール オールインワン》 レディース //// ○o。春夏新作!!Cuteな7分丈カシュクール オールインワン ルームウェア【フリー】【ブラック・グレー】レディース ツナギ 。o○ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.09.12 07:20:01
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