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翔と千尋、タクシーを駅前で降りて数分。
ふたりともに、ある店の前。 「うそ。これっ…て、居酒屋…???」 ふたり同時に。 「入ってみよっか。」 千尋。 翔、 「えっ…???…えぇ…。」 そして、千尋、 「ん~~。ふんふんふん。良い感じ。こういうとこ、あるんだ~~。」 「…ですね~~。」 そして千尋はサワー。翔は生ビールをオーダー。 千尋、 「まずは…、乾杯。お疲れ様~~。」 翔も、 「お疲れ様です。」 千尋、 「ん~~。ホッと一息。……で…???…翔君は優里亜…、どう思ってんの…???」 いきなり。 翔、思わず、 「ぶっ!!!…は…あ…???」 「ふん。今の優里亜、まるっきりの別人。変わった。でも、私は…今の優里亜の方が好き。今までは、完璧に背伸びし過ぎ。勝巳の好き放題でリードされてたから…。」 翔、目をパチクリさせて、 「は…ぁ…。」 「ある意味、可哀想だった。…とは言っても、私も、何も…声、掛けて上げられなかったけど…。自分を台無しにしちゃうって…分かってても…。…まっ、それだけ…勝巳のアプローチは、女性にとっては嬉しい…みたい…。」 翔、 「……。」 「私は…勘弁…。…そんな感じだけど…。」 千尋の話しを聴きながら翔。なんだか、体がゆったりとしそうに…。 「優里亜さ。」 千尋、翔の目を見ながら、 「髪…切ったじゃない…。」 「えぇ…。」 「自分に決別したんだよ。…しかも、そんな時に、思いがけずに自分にまたヒット。…この仕事。」 翔、 「アレフーズ。」 サワーを一口。千尋、 「うん。ふふ。それからというもの、今までの優里亜は何処行った…。そんな感じ。嬉しかった~~。」 「主任…。」 「…そして…、またまたヒットで、翔君と一緒の仕事。」 翔、 「……。」 「物凄い、顔が…柔和になった。営業の社員も…、びっくりしてるもの…。優里亜…変わった~~って…。」 その声に翔も、 「えっ…、え~~。僕も…そう思います。」 千尋、 「うんうん。」 そして翔の顔を見ながら微笑む千尋、 「ふふ。」 そして、 「あっ、そっか~~。」 翔、 「えっ…???」 その時、テーブルの傍でウェイトレス、 「お待たせしました。チキンピラフに、ミートソースになります。」 「おっと、来た来た~~。うん。頂きましょう。」 そして、お互いに一口。 その瞬間、翔、 「…ん…???」 千尋、目を真ん丸くして、 「!!!!」 ふたり同時に、 「旨い。」 「おいっしぃ~~。うんうんうん。…ふふ。」 翔、 「あ…、あの…主任…。今、何か…???」 千尋、 「あ、あ~~。ふふ…。そう言えば、翔君、今…、付き合ってる人…、いたんだよね。」 「えっ…???」 「同じ…商品企画開発の…七瀬さん…???」 一瞬翔、喉に詰まらせるような…。 千尋、 「あ~~。ごめん、ごめん。…ん~~。でも…この話は…、結構…有名…。だって…、ふたりを結びつけたの、瀧澤部長と内海課長って…。」 そこまで言って、 「あ~~。でも…、勘違いしないで…。私の場合は…、瀧澤部長と内海課長に聞いた訳じゃないから。」 翔、 「あ、はぁ~~…。」 「ふふ。七瀬さん。うんうんうん。彼女もいい子よね~~。商品企画開発の3人娘。菱川木綿子に、神田葉月。そして七瀬奈都美。この3人がいるから、今の商品企画開発があるって…。それに~~。」 ホークでミートソースをくるくると…。 「幸村…翔。…いいバランスになってる。」 翔、そんな千尋に、照れるように…、 「…そんな…。」 「…ん~~???…ふふ。ふん。自信持っていいよ。うんうん。」 そんな千尋に翔、 「でも…、うん。その3人…、いいっすよ。うん。仕事していて、凄ぇ楽しい。」 ニッコリと。 そんな翔を見て千尋、こちらも笑顔で、 「うんうん。いいよ。いいよ。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 在庫処分セール!オーバーサイズ スウェットカットソー 長袖 ドロップショルダー 裏起毛 派手な 蛍光 ロングトップス トレーナー レディース 大きいサイズ 防寒 暖かい あったか きれいめ ゆったり 体型カバー アウトレット 韓国ファッション 激安 SALE 在庫一掃 裏起毛パーカー レディース パーカー プルパーカー プルオーバーパーカー 長袖 ゆったり ゆるパーカー フード付き トップス プルオーバー オーバーサイズ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.09.18 17:38:54
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