THMISmamaの~お洒落の小部屋~

2022/05/19(木)06:25

すぐさま輪湖、「うそ。どこの大学なんですか~~???」

匡子、 「…で、受験した大学が受かって~~。」 すぐさま輪湖、 「うそ。どこの大学なんですか~~???…凄~~い。」 虎一郎も、輪湖を見ながら、 「うんうんうん。高3で日本に来て、そのまま大学受験って…???」 匡子、ニッコリと、 「まぁね~~。まっ、子供の頃から、文武両道。頭は良かったしね~~。」 虎一郎、 「文武両道って…、課長…。」 その声に獏、 「あぁ~~。子供の頃から柔道やってて。」 匡子、 「兄が、柔道の有段者。」 いきなり輪湖、 「凄―――――っ!!!」 「単に、体を鍛えるためにって…。まっ。勉強の方は…、ストイックだったからね~~。勉強しないと飯抜き。」 葉子、傍で聴いていて、口を窄ませる。 匡子、 「鳳星(ほうせい)大学だっけ…???」 いきなり虎一郎、ビールを、 「ブ―――――ッ!!!」 輪湖もいきなり水を飲んでて、 「うっ。ぐっ。」 左手で胸を…。 虎一郎、 「思いっきり、名門校じゃないっすか~~。」 輪湖も、 「わ~~お、びっくりした~~。あの、鳳星(ほうせい)大学~~。凄すぎ…。葉子~~。」 葉子、 「ふ~~ん。凄っ。」 そんな葉子に獏、 「そうですか…???僕の方より、あなたの方が凄いって、鳩崎部長から聞きましたけど…。」 瞬間、葉子、 「えっ…???」 匡子、 「ん~~~???」 獏、 「僕はただ、日本に来て、大学をどうするか悩んでいたら、母親に、ダメ元でここ受けてみなさいよって言われて…。…正直言って、まだ、日本の大学、余り良く分からなかったんで…。頭はロンドンの大学ってしか…なくって…。」 「あっ、そっか…。高3の途中で、こっち…ですもんね…。いつ頃だったんすか…???こっち来たの…???」 虎一郎。 「ふん。12月。」 いきなり葉子、また口を窄める。 輪湖と虎一郎、 「え―――――――っ!!!」 虎一郎、 「じゅ…、12月にこっち来て、いきなり大学、鳳星…。しかも…、願書にたった…、1か月…、それで、鳳星…、合格…。え~~~???」 輪湖、いきなり葉子の左肩に自分の右肩を2、3度スリスリと。 葉子、隣の海江田に、 「課長って、凄いですよね。」 そんな葉子の声に海江田、 「いえいえいえ。…と言うか…。いや。ありがとうございます。」 虎一郎、 「いやいやいや、凄ぇや。柔道もやってて、大学は鳳星って…。」 佐武郎、オーダーはないものの、料理を男性の前に…。 獏、 「あっ。」 匡子、獏に、 「ふふ、どうぞ~~。召し上がれ…。」 獏、 「かかかかか、凄いね。まだ、注文…してないのに…。」 そして、 「では、いただきます。」 そして料理をスプーンで一口、いきなり口を尖らせて、 「うん。」 2、3度顔を前に、 「旨~~い。え~~ぇ…???」 そして、 「うそ。凄ぇ~~。」 匡子の隣の男性を見て、 「なんで分かったんですか、こういうの食べたいって…???」 匡子、そんな獏を見て、 「ふふ~~ん。」 佐武郎もニッコリと。 匡子、 「さっすが、サブちゃん。」 獏、 「凄いね、君~~。」 佐武郎、ペコリとお辞儀を…。 獏、3人を見て、 「じゃあ~~。君たちは、ここ…、常連さんなんだ…???」 「あ~~、はい。」 輪湖。 「特に、葉子のおかあさんが、以前、ここの常連さんで…。今はねぇ~~。在宅だけど…。」 獏、 「在宅…???」 葉子の顔を見て。 輪湖、 「はい。葉子のおかあさん、仕事が、グラフィックデザイナーなんです。」 「へぇ~~。」 「…で、葉子の父親が~~、ベストセラー作家。」 「ベストセラー作家…???」 獏、いきなり目を右左に…。 「…ん…???」 そして獏、隣の葉子を見て、 「…確か…、選…、選…。」 そして、フィンガースナップ。 「あっ!!!選稜平っ!!!小説家の…。」 瞬間、輪湖、 「えっ!!!知ってるんですか、選稜平っ。」 「知ってるも何も、僕も読んでますよ。」 すると、葉子、 「私は…、読んでませんけど…。」 その声にいきなり獏、 「えっ…???」 「…って、言うか~~。私に、弟も…いるんですけど…。」 獏、 「あ~~、うん。弟さん。うん。」 いきなり匡子、 「えっ…???」 葉子、 「弟も~~。父の小説…、読んでません。」 獏、 「おっと…。」 匡子、そんな葉子と獏を見て、 「えっ…???えぇぇぇぇぇ…???…獏ちゃん、ヨウちゃんの弟さんって…???」 獏、匡子に、 「あっ。あ~~。えぇ~~。ちょっとした事で、前に、とある場所で…、会ってるんだ…。」 「とある…、場所…???」 「えっ…???…どうして、自分のおとうさんの書籍…???」 その声に葉子、口を尖らせて、 「なんて…言うのか~~。子供の頃、一度、父の書斎に入って、本棚にズラ~~リと並んでいる父の本、1冊ペラペラと捲っていたら、思わず、つまんなくなって…。それから…。全然読まなくなった。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

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