カテゴリ:家族のこと
悲しいことに、夫の両親とは行き来がほとんどないので、彼らがどのように老後を過ごしているのか、私はよく知らない。
かわいい孫の顔を見ることもできず、なんておばかさんなんだろうと思うのだが、仕方ない。 その影響もあり、夫にはたった一人しかいない弟とその家族ともほとんど行き来がない。 ところが、因果なもので、夫の弟にお嫁さんをさがしてきた(というかお見合いの相手を紹介した)のが私の母なので、母のところには、義理の弟夫婦から、毎年ご挨拶のものが届いている。 そんな弟夫婦には子供が二人いるのだが、私は一度も会ったことがない。 そのうちの一人は、軽度の自閉症らしいのだが、何をするにしても、しないにしても、それを前面にだして、余計に私たちが近づくのを避けているようにも思える。 「遊びにこない?」と言っても、すぐに「うちの子は特別なので、一緒になんか遊べません。」「旅行なんかできません。」とくる。 どのくらいの「障害」なのか全く見当がつかないのだが、 私はそんなの気にしなくていいんじゃないの、と思っている。 こちらに暮らしていると、そんな人はたくさん街で見かけるし、自分の兄弟に障害があっても、みんな普通に紹介しあって、障害があることも隠したりしない。 そういうところに暮らしていると、弟家族の「冷たさ」、が、またまた増幅されて感じられる。 夫に「○○さん(弟)のとこ、どないしてはるの?」と聞いても、 「そんなこと聞けるか!」とくる。 別に普通にすればいいのに。 どんな学校にいって、どんなことしてる、って話してなんか不都合があるかしらん?!私には全く不可解だ。 マスターズで一緒に練習している人の中に、ある自閉症の子供たちをもつ親のサポートグループの大きな団体を組織している人がいるのだが、彼女も言っていた。 「日本にもアプローチしたんだけど、全然だめね。私たちには手がつけられない。あきらめたの。」 なんでもできることがあったら、いつでも言ってね! いつでも力になれるようにするから! たぶん私の思いは弟夫婦には永遠に通じないだろう。残念ながら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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