半径200キロ以内で、唯一日本人の人を連れていける、日本料理屋がある。
メインはお寿司なのだが、ここなら、日本人の人が行っても、納得のお寿司が食べられる。
そこのオーナーシェフ、実は私の大学の大先輩にあたり、行くたびにいろいろ話をする。
今日の話題は、ボーダーフォンを買った孫さん。
仕事がら、それから、卒業した大学が近所なこともあり、20年以上前から、この私の大好きな日本料理屋さんには、この近辺に来るときには必ずお客さんを連れて来られるそうな。
「いつもおいしい、って言ってくれるから、うれしい。
孫さんみたいな人は、世界中でおいしいものを食べているだろうに、うちの食事をおいしいって言ってくれるんだからね!」
とおじさん、本当にうれしそうに話してた。
いつか、そのうちお店で孫さんのお顔でも拝ませてもらいたいものだ。
孫さんが「自分には300年(350年だったかもしれない)計画がある!」と目の前で話をされたのが、昨日のように思い浮かぶ。
偉大な事業家は、時として、変人と間違えられるような突拍子もないことを考えるものだ。
普通の人と同じ嗜好回路では、成功できないのは当たり前。
普通の人と違うことをするから、成功するのだ!