「宮本哲也先生」に共感
テレビでも取り上げられた、有名な先生ですので、ご存知かもしれません。宮本先生のインタビュー記事をご紹介します。http://www.manabinoba.com/index.cfm/4,5499,81,32,htmlどんな親が子どもをダメにするとお考えですか? 子どもの自立をはらはらしながら見守るのが健全な親。子どもの自立を待ちきれず、次から次へと手出し口出しをしてしまうのが不健全なダメ親です。 「見守る」と「見張る」は全く違います。見守る目は暖かく、見張る目は冷たい。冷たい目で見張られた子は萎縮するかずる賢くなるかのどちらかでしょう。 ダメ親が子どもに勉強部屋を与えるきっかけは、「見張られるのはもう嫌だ!自分の部屋に逃げ込みたい!」と子どもが思うか、「もう見張るのに疲れた。見えないところで勝手に勉強してほしい。」と親が思うかのどちらかでしょう。いずれにしても「勉強部屋」は「勉強しない部屋」になってしまうでしょうね。 小学校3年生くらいまでは、ほとんどの子どもはお母さんが大好きでしょう。親に見守る姿勢があればリビングでやらせた方がいいと思います。「ぼく、がんばるからお母さん見ててね!」となるのではないでしょうか。問題が解けたら「よかったねー!えらいねー!」と一緒に喜んであげればいいんです。勉強部屋を与えるのは子どもがさらに成長して「もっと集中して勉強したい。」と言い出したときでも遅くはありません 子どもが正しく成長するのに必要な3つの要素は睡眠、食事、運動で、学習は4番目です。この優先順位を間違えるとうまくいきません。学習は本能ですから前の3つがちゃんと満たされれば勝手に学習します。難しいことではありません。赤ちゃんを見習えばいいんです。毎日、必死に成長しようと努力をしていますね。「立て!」と言われなくても一生懸命、立とうとしますよね。それが学習の原点です。自分の意志で、興味を持って問題に取り組まないと学力は身につきません。場当たり的な詰め込みで成績を上げても入試には通用しません。