テーマ:恋愛について(2577)
カテゴリ:社会のできごと
19歳の女性が出会い系で知り合った男性に山中に連れ込まれ、覚醒剤を打たれ、行方不明。
また出会い系犯罪が起きてしまいました。 周囲の人はくちぐちに言います。 「知らない男の車に乗るなんて、女もバカなんだよ」 「これは犯人ばかりを責められないでしょ」 私はこれに強い違和感をおぼえています。 これをDVに当てはめてみるとわかっていただけるかと思います。 「ダンナに殴られても逃げ出さないなんて、奥さんもバカなんだよ」 「これはダンナばかりを責められないでしょ」 被害者の非を追及する日本社会は非常に冷たいです。 逃げなくちゃと頭でわかってても逃げられないのがDVの大きな特徴のひとつであるのは、今でこそ知られるようになったこと。 それと同様に「こんなこともうやめなくちゃ、とわかってるのに出会い系の男とアポをとってしまう」のが出会い系につながる女性の状態だと私は思ってます。まあ実際周囲にも出会い系依存の人がいるのでわかるのですが。 これは依存症であり、立派な中毒であり、本人はやめたくてもやめられないんです。 カレシがいたって、アクセスしちゃってるんですよ。 もはやアルコール中毒、ニコチン中毒、買い物依存とかと一緒ではないんでしょうか。 出会い系にアクセスする女性を責めるだけ責めて、救おうとする動きがなさそうなのがせつないです。 出会い系が悪い、じゃあ廃止しようとか、アクセスできなくしよう、という動きだけでは出会い系依存は止まらないでしょう。 個人的には「出会い系外来」が早急に必要だと思っています。 それは心療内科であってもカウンセリングであってもいいから相談機関をもっと増やすべき。 当事者はきっととても苦しい思いをしています。 本人はもちろんのこと、本人の家族がどれほど辛い思いをしているか。 娘が出会い系にアクセスしているらしい。やめさせたい。でもどこに相談したらいいかわからない。と悩んでいるご家族のかたもいるのです。 「アルコール外来」「禁煙外来」があるように「出会い系外来」がそろそろ必要なんじゃないかと思うんですよ。 5/15に講談社文庫から発売になる尾谷幸憲さんとの共著のケータイ小説「LOVE※(ラブコメ)」。 ここにも主人公の男女が、恋人がいないさみしさから出会い系サイトにアクセスするシーンがあります。実際出会い系で知り合って結婚するかたもいるので私は出会い系を決して否定しません。 ただ限度も節度も必要です。 時々お酒をたしなむのと、浴びるように飲むのとでは大違いですよね。 出会い系もそれと同じ。そしてコントロールができず中毒になる人が出るとしたらやはりそれは、誰か専門家の助けが必要だと思うのです。 「LOVE※」ゴマブックスから単行本好評発売中! 共著者尾谷クンのブログはこちら! 拙著「ケータイ小説書こう」。 全国の書店さんやアマゾン、楽天などのネット書店さんでも販売してます。 見かけたらぜひ手にとって見てクダサイね(≧∇≦)☆ 目次と、本のプロフィールを公開してます。 もちろん、募集がスタートされた「短編ケータイ文学賞」の詳しい募集も載ってます。 こちらにぜひどうぞ(≧∇≦)♪ 「短編ケータイ文学賞」早くもエントリー作品が何作も出てきましたよー! mixiコミュニティ「ケータイ小説書こう」でも応募者の書き込みが! 楽天でも購入デキマス。 ↓ <おしらせ> ・ケータイサイトすくすくパーク「うちの子天才化計画!」更新日です。 <きのう> 昨日は朝日新聞出版のスタートパーティーにお邪魔してきました。 えらいかたがたが大勢いて、そのえらいかたの中で私のAERAの連載を読んでくださってるかたがいて、本当に光栄だなあと思いました。これからもAERAのちょいわる熟女としてガンバリマス(爆) 私の毎日の激安買い物がノゾける無料メルマガはこちら。 内藤みかケータイ小説HPはこちら! http://micamica.net お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年04月15日 10時07分36秒
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