カテゴリ:中学受験
ノーベル物理学賞の益川さんが「受験は教育汚染」だとおっしゃいました。 マークシート方式では考える学生が育たないということで試験制度について憂えていらっしゃいました。 では、考える学生というのは、どうやったら育つのかな、とその記事を読んで考えました。 実はノーベル数学賞というものは、ありません。 なので数学において最高の賞は現在フィールズ賞というものがあるそうです。 で、そのフィールズ賞を受賞された広中平祐さんの「家庭教育論」という本を私は持っています。 そこには子どもをどう教育したらいいかあれこれ書いてあって、数学少年がいる我が家では大変参考になるのですが、中でもうれしかったのは、 10年20年先のことはわからないのだから、 その子が一番やりたいことをやらせればいい というフレーズでした。 広中先生も、数学が好きで好きで、一生貧乏でもいいから数学者になりたい、とその道を選ばれたのだそうです。 それはひとつの悟りであり決意であり、そういう人に対しては、天は必ず味方すると私は思っています。 私も書くことが好きで好きでたまらなくて作家になりました。 息子は数学が好きでたまらないようですし、 娘は絵が好きでたまらないようです。 さっき娘がマンガを描いていました。 最近はいっちょまえに鉛筆で下書きしてからペンで清書しているんです。 私から見れば、同じ絵を二度描くのだから、とてもめんどくさいのです。 めんどくさくはないのか、と尋ねたところ・・・ 「そういう考えをする人は、マンガ家になれない。他の仕事を選んだほうがいい」 と、逆に娘に諭されました(≧∇≦)ウワーン! 娘が立派すぎる! でもホントそう。 好きなことだったら、手間を手間とも思わない。 ちょっとやそっとじゃくじけない。 あきらめずに何度でもチャレンジできるのも、好きだからこそ。 私がイケメンに何度フられてもアタックしつづけるのも好きだからこそです(笑)。 ま、何はともあれ、好きでたまらないものを一緒に発見することができた。 そのことを親として、素直に喜びたいと思います(≧∇≦)。 受験に合格することも嬉しいけれど、 一生続けることができる好きなこと を持っている子どもは、 合格する以上の悦びを知っているし、 受験に汚染されることも少ないのではないかなと思います。 もうひとつ、今回のノーベル物理学賞は20~30年前の発見での受賞だそうです。 すぐには認められなくても、長い時間が経ってから評価が出ることもあるんですね。 偉大な画家でも音楽家でも死後に評価されることがありますもんね。 そういう意味でも、自分の小説は時には願ったようには売れないこともありますが、自分としてとても気に入っているのなら、その誇りを忘れないようにしていたいな、と改めて思いました。 もちろん今も評価されたいですが、30年後の自分も評価されているよう、 今日もお仕事がんばりますっ(≧∇≦)☆ 最新刊「私が作家になる日まで」特設HPはこちらです(≧∇≦)! http://micamica.net/watashisakka.htm ↑アマゾンリンクがうまく貼れていませんでしたが、直しましたっっ☆ プロのかたのデザインのHP&ネット企画も着々進行中! お楽しみに☆ <読んだ本> 息子:ドラゴン桜・・・ 娘:永遠のウィズ 内藤みか全著作はこちらです。 内藤みか最新情報メールマガジンはこちら(無料) 密かに運営中♪「内藤みかの年下恋愛&イケメンブログ」 【ただいま連載中!】 <PC&ケータイで読めます!> 「ハングリー!」((AERA-net)朝日新聞出版)毎週月曜日&木曜日 「イケメンバンク」(バンダイ&角川デジックス)毎週金曜日 『イケメンバンク』はバンダイの貯金箱とコラボです。 お金を入れるとイケメンが『愛してるよ』とか言ってくれます。 <ケータイで読めます> 「ひと夏のボーイズ」(講談社MOURAモバイル)毎週火曜日&木曜日 ↑連載はすべてケータイで読めます! 内藤みかケータイHPはこちら! http://micamica.net お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年10月11日 10時13分49秒
[中学受験] カテゴリの最新記事
|
|