カテゴリ:お仕事
昨日は山梨県立文学館の太宰治展にいってきました。
自分の実家から10分とかからないところに 太宰治ゆかりの場所がこんなにもあったとは。 うれしいショックでした。 また実家に行ったときに巡ってみようと思います。 初めて直筆を目の当たりにし、 たくさんの写真や作品を目にすることができ、 ただただ、うれしかったです。 太宰治さんは新潮文庫で「人間失格」などを出しているし、 最後の連載は朝日新聞での「グッド・バイ」です。 おこがましいことに 私も新潮文庫に入れていただいている作品がありますし、 朝日新聞出版の「AERA」でネット連載をしています。 自分との共通項を見つけてしまい、 感激するというよりは、恐れ入ってしまいました。 太宰さんが書かれていたところに書く資格が自分にあるのだろうか。 あそこまで魂を削る文章を書けているのかどうか。 もっともっと、すべてに向き合っていかなくては。 そう思いました。 太宰治さんの作品にも淫売婦の記述は見受けられます。 歴代の文豪さんにもそうした表現はあります。 私は文豪さんの文章の美しさには一生追いつけないでしょう。 けれど文豪さんとひとつだけ似ているところ、それは、 秘め事、色事を書くことが大好きだ、ということ。 ほんと、ここだけは同じです(≧∇≦;いばれたことではないですが。 永井荷風さんは、朝起きたての娼妓が神社にお参りする姿を 何よりも美しいと感じていたそうです。 私も同じです。 身体を張って生きている男の子の中に真実が見える気がするのです。 人からはいい加減にしろと言われるこの趣味ですが、 こここそが、文豪さんと近い部分なのだとしたら、あとは、 もっともっと日本語力をつけて、なんとか、精進してゆきたいです。 そう思った展示でした。 まずは来月の漢字検定2級に合格しなければ。 小さな目標ですが、できることから、ひとつひとつ。 (≧∇≦)ねっ! <読んだ本> 息子:素晴らしき数学者たち 娘:イキにやろうぜイキによ (2人とも昨日に引き続き) <連載中> AERA-net 内藤みかの「ラブログ、なのかも。リターンズ」はこちら☆ <出版物> 小説「イケメンバンク」立ち読みはこちら! ↑柳浩太郎くん、寺内監督との対談も入っています。 短編小説集「あなたと、したかったから。」マガジンハウス文庫 ↓画面をクリックするとマガジンハウスの書籍紹介ページで立ち読みできます。 「あなたを、ほんとに、好きだった。」立ち読みはこちら。 内藤みかケータイ小説サイトはこちら! ↓ http://micamica.net お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年05月18日 08時16分41秒
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