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中高一貫校の中には、中学から高校に進学する際に、生徒数が激減する学校があります。
旺文社のパスナビで生徒数がわかります。 私も、以前、息子が退学した私立中高一貫校を見てみました。 そうしたらビックリなんですが、中学に入学した時とほとんど同じ数だったんです。 これはどういうことを意味しているか……。 生徒の10%以上が退学したと聞いているのに、数が減っていないんですから。 種明かしをすると、こういう学校は、高校から入る生徒を受験で受け入れているわけです。 名門校はほとんど退学する生徒が出ないこともあり、高校で途中入学する生徒を受け入れていません。でも生徒が減ってしまう学校や、クラスを増設する学校は、高校入試をしているんですね。 じゃあ改めてどういうことか考えてみると息子が退学した学校の場合は、 高校入試を行ったにも関わらず、中学入学時とほぼ同じ数の生徒数になっている。 クラスの増設もしていません。 つまり、退学した生徒の穴を埋めるために、高校入試を行っているようなものです。 でもこれでトントンなわけではありません。 同じ顔ぶれのメンバーで6年間をずっと過ごすのが本来の姿です。 数だけ同じにして何も変わらなかったことにしようとしてもそれは難しいんじゃないかなと。 教師の指導と称する横暴な振る舞いに追いつめられ、退学せざるをえなかった生徒達。 そして退学するクラスメイト達に動揺する生徒達。 生徒達の心は決して平穏ではないでしょう。 大勢の生徒の心を傷つけてしまったということを学校は果たして自覚しているのかどうか……。 まあ、そんなわけで、高校入試を行ったにも関わらず生徒数が増えていない学校は、高校入試で退学者の穴を埋めているわけですから、なぜ退学者が出ているのか、ということを学校に確認し、納得できる説明を受けてから入学されることをおすすめします。 【送料無料】たたかえ!てんぱりママ [ 内藤みか ] ↑息子が私立中で担任からいじめられ、退学するまでを書いた激闘エッセイです。(その年度は、息子だけでなく、クラスの6分の1が退学しました) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年10月13日 19時37分46秒
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