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作家・内藤みかのメインブログ ~電子書籍と安いお買い物〜

2018年03月13日
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しばしばニュースで離婚後の面会交流について話題になりますよね。

子どもを会わせて欲しいのに会わせてもらえない別居親と、子どもを会わせたくない同居親との争いが激化していて、子どもの連れ去りも起きています。

他の国では、養育費や面会交流についてきちんと取り決めをしないと離婚届を提出することすら許されないところもあります。日本ではそれがありません。

そのせいか、日本では養育費を受け取れている母親が19.7%です。
8割が受け取れていないのです。ひとり親世帯が貧困である原因のひとつは、養育費を受け取れていないからですよね。別居親もまた貧困である場合ももちろんありますが、そうではなく、年収が高い世帯でも養育費を支払わないというデータもまたあります。しかしそのことについて罰則はありません(公正証書などで最初から養育費の支払いを取り決めていた人だけ強制執行が許可されますが、決済銀行にお金が入っていなければ決済できなかったり色々心配なことがある制度だと思っています)。

一方、面会交流も27.7%しか続いていません。こちらは別居親の方に暴力など、問題がある場合もあるので100%会わせるべきだとは私は思いません。ケースバイケースではないかと考えています。

(データは養育支援制度研究会のページを参照しました http://youikushienseido.muse.weblife.me/message.html )

私は子どもに会いたい別居親、会わせたくない同居親、どちらの側でもありません。

だけど、面会交流について、とてもいいたいことがあります。

この面会交流、会わせろ会わせないの争いだけではない、大切な見落としがあるんです。


それは、親に会いたいのに、会ってもらえないという子どもたちの存在です。

つまり「子どもに会いたくない」と面会を拒む別居親の存在です。

このことについて、子どもの思いを代弁している人がいるでしょうか。

あまり、いないのです。

私は、親に会いたいのに面会を拒まれて泣いている子どもたちの味方でいたいです。


子どものほうが「会いたい」と主張しても「もう再婚して別の家庭があるから」「もう縁を切ったから」などと言って、面会交流を拒む親が、この日本には少なくありません。

子どもたちは、20歳未満だと(成人制度が変われば18歳でできるようになりますが)、自分で裁判を起こすこともできません。

泣き寝入りしてます。

同居親が代理で手続きをすれば訴えを起こせばいいという声がありますが、そうした訴えを起こした子どもの話を私は聞いたことがありません。起こそうとして弁護士に「勝ち目がない」と諦めるよう説得された人はいました。なにしろ会いたがらない親への罰則がないのですから、訴えても法的にはどうしようもないそうです。実情こういう感じなのですから、訴えればいい、という言葉には疑問を感じます。実際に訴えを起こし、事情が好転したという実例があるのなら是非教えていただきたいです。そうでないのなら、実情を知らないまま「裁判すればいい」というのは危険な論調です。

子どものための社会のシステムにはなっていないため、子どもは物言えぬ存在とさせられてしまっている、と私が思うのは、こうしたことからです。勝ち目などない戦いを大変煩雑な手続きを経て手続きしたところでどうすることもできません。それなのに「今のシステムではそれしか方法がないから訴えてみてはどうだろう」と言われても、子どもはどうすればいいのでしょうか? もっと子どもにもわかりやすい簡単な方法で親に会いたいと訴える手段が必要だと感じています。

親に会ってもらえない子どもが少なくない数いるのに、まるでその存在を忘れているかのように、同居親と別居親の間の争いだけが取り上げられるのは、とても残念なことだと思っています。

子どもが会いたいと願っているのに、自分勝手な一方的な都合でそれを拒む別居親の存在は、非常に問題です。養育義務の放棄というものになります。子どもの心を深く傷つけますから、考えようによっては児童虐待です。精神のバランスを崩すお子さんがいるとも聞いています。子どもは「自分は愛されていないんだ」と受け止めてしまうので重大なことだと思います。しかし現状、会いたくない親を罰する法はこの日本には、ありません。アメリカでは、罰金や勾留を求めることもできるそうなのですが。

また、もう一つ言いたいのは、別居親が自分勝手に面会という親業から逃げ出した場合、同居親に100%養育の負担がかかります。面会日にちょっと買い物を、お出かけを、映画鑑賞を、というようなことをしている同居親もいますが、それもできません。ずーっと子どもをたった一人で育て続けることになります。これは大変酷なことだと見ていて感じます。

面会交流についてよくわからない人のためにわかりやすくたとえてしまえば、掃除当番なのに、掃除をサボって逃げちゃった人がいたら、誰かが代わって掃除をしなくてはならないですよね。そういうことです。とっても無責任なことをしているんです。面会交流の場合は、楽しみにしている子どもという存在があるのですからなおのこと、ひどいことをしていると思います。

何でもかんでも罰則で処理するのは私もどうかと思いますが、同居親ばかりが苦労をしている現状にはどうにも納得がいきません。会ってあげなよ、子どもが会いたがっているんだからさ、と言ったところで応じないのだとしたらもう、国(法)に律してもらうしかないのです。

現状の法では、会いたくないのに会わせることを強要するのは人権侵害になるのだそうで、面会を強要することはできないのだそうです。しかし、大人の親のほうに会いたくないという権利が容認されるのであれば、親に会いたい子どもが親と面会交流することは、それよりもなお強く優先される権利(「育つ権利」「養育を受ける権利」)なのではありませんか? 

日本が世界で158番目という遅さで批准されるようになった「子どもの権利条約」には、
「子どもの権利条約は「いずれの親も、児童のケア及び発達について共同の責任」をもち「子の最善の利益」を最優先事項とすることを求めています(18条1項)」とあります。(養育支援制度研究会HPより http://youikushienseido.muse.weblife.me/message.html )

これを踏まえれば、子どもが別居親に会いたいと願ったら、別居親は時間を作り、面会をするべきです。

しかしその願いを支えてくれるところは、今の日本にはどこにもありません。
親に会いたいのに会ってもらえない子どもたちは、ただ、泣いているだけです。
これが育児放棄でなくて、なんなのだろうと思います。
個人的には何らかの罰則を設ける必要があるのでは、と考えています。
そうでないと色々な理由をつけて面会から逃げる人が出てくるからです。

せめて途中で面会交流を断つ場合は、「しばらく会えないけど元気でね」などときちんと子どもに説明するべきです。そうでないと子どもたちは「今度はいつ会えるの?」「どうして会いに来ないの?」と何度も何度も同居親に尋ねます。本当に、かわいそうだと思います。

中には、再婚相手が「以前の子どもたちとは縁を切って!」「以前の子どもたちとはもう会わないで!」と迫り、いたしかたなく面会交流が中断されるというケースもあります。このような行為は、児童の健全な成長の妨げとなります。そのような面会交流の妨害をされた場合、再婚相手のほうにも罰金や勾留を求める必要があるのではないかと私は考えています。子どもを放置して、親の自分だけが幸せになるようなことが許される今の日本は少し抜け道がありすぎるんですよね。

社会のシステム上、もの言えぬ存在となり、忘れられそうになっている子どもたちの悲しみを思うと、私はとてもせつなくなります。

彼らのなかには大人になってから自力で調べて親に会いに行く人もいます。
そうまでして会いに行ってもなお、面会を拒まれる人もいるのです。
これは何の罪もない子どもたちを傷つける暴力的行為だと思います。

個人的には理想は東尾理子さんです。石田純一さんの奥様ですね。石田純一さんの、別の2人の妻が産んだ、腹違いの子どもたちが一堂に会し、定期的に仲良く食事ができるまでに持って行ったあのコミュニケーション能力、気遣い、素晴らしいなといつも感動しています。

新しい家族になった自分たちだけが幸せであればいいわけじゃない、彼の他の子供達だって家族なんだというあの広い心があるから、輪が温かく広がっていくのですね。ああいうかたと再婚できた石田純一さんは本当に幸せものだなと思います。

先日、こんな訴えが起きました。

親子面会交流
義務付け求め国提訴 離婚などで別居の父母(毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20180309/k00/00m/040/158000c


これは子どもに会えない別居親が訴えを起こしているケースです。
これについては私は賛同しています。
なぜならこうやって面会が義務になることで、親に会いたいのに会ってもらえない子どもたちもまた会えるようになるかもしれないからです(ケースバイケースなので、全ての別居親が面会するべきだと言っているわけではありません)。


それにしても・・・
別居親の中に「子どもに会いたくてたまらない」人と、「子どもと縁を切りたい、もう会いたくない」という人とがいるのは両極端な現象だと思っています。「子どもに会わせて欲しい」と訴える別居親が多い中「子どもに会ってやってほしい」と訴える同居親はほとんど見当たりません。法律上それに対応することが困難なため、あきらめてしまっているのだと思います。

ついでに言うと「縁を切った」と一方的に宣言する別居親の話を何度も聞いて、とても悲しく思っています。これについては日本が単独親権制度を取っているため、親権はひとりの親しか持つことができないからではないかと考えています。戸籍も離れたので、もう縁を切ったと考えてしまうのかなと。しかし実際はいついつまでだって親は親ですし、子どもの同意もなしに、一方的に縁切りはできるわけはないのです。少なくとも20歳までは養育の義務も存在するはずです。海外は離婚後も多くは共同親権だと聞いたことがあります。

ほんの少しでいい、面会を自己都合で拒んでいる人もまた、面会に前向きになるように、それが無理ならそういう人たちも親としての責任をきちんと果たせるように、そんな社会システムに変化するといいなあと思っています。そういう意味では養育支援制度研究会のHP http://youikushienseido.muse.weblife.me/message.html にとても共感しています。面会交流は子どもが成人するまでの親の義務なのだとしてもらいたいと私も強く願っています。

この面会交流について色々な立場の人が色々なことを考えていることは知っています。それぞれの立場にそれぞれの事情があり大変なのも話を聞いて知っていますし、すべての立場の人が意見を同じくすることは非常に困難な問題だと感じていますので、私は、あくまで「親に会いたいのに拒まれている子ども」の側でいるつもりです。

以上、専門家でもない私ですが、「面会交流について、誰も「親に会ってもらえない子ども」について言ってくれないなー」と思ったので、自分なりの考えを書かせていただきました。

この問題については以前より色々な「忘れられかけている子どもたち・会ってもらえないまま大人になった子どもたち」から話を聞く機会があり、大変心を痛めております。あくまで立場表明であって、他の立場の人と何らかの意見を交わしたり、法のシステムを変えるために運動するようなエネルギーは持ち合わせていません。こういう立場の子どもたちもいるんだなと知っていただければそれで十分です。

(こういうことを書くと、突っかかった物言いをしてくる人が出てくる場合があるのですが、以前よりツイッターで表明しているように、私はどの事柄であっても論争は好みません。このことで何か反論をされても応じる気持ちやエネルギーはありません。ツイッターでやりとりさせていただいても途中から論争のようになってしまった場合、精神的負担が大きいため、やりとりを中断することがあることを、ここに書き添えておきます。)



面会交流については書いてませんが
こんな本も書いてたことがあります


別れても、バカな人 (幻冬舎文庫) [ 内藤みか ]


たたかえ!てんぱりママ モンスターティーチャーとのあれれな日々 [ 内藤みか ]




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最終更新日  2018年03月16日 13時56分37秒

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