マイ君のなごりとダヤ君のこだわり
私が寝室に入ると後から光のような影のようなものが ととと・・・とついて来たような気がしたので 「あ、今マイケルが入ってきたよ」 と言うと 先に寝ていた旦那が、「お、そっか、マイケル~」と言いました。 うちの家では今でもこんなふうに普通にマイケルの話が出てきます。 マイケルがサラちゃんのところとうちとを 好きに行き来してくれてたらいいな・・・って思います。 マイ君のなごりといえば・・・ ダヤ君はご飯を食べる場所が2ヶ所あるんです。 もとは2匹一緒に下で食べさせていたのですが ダヤ君がマイ君のご飯を横取りしてしまうので ダヤ君はカウンターの上で食べさせるようにしたんです。 ダヤ君はもともと物覚えがいいし マイ君と区別してあげるとわりと喜ぶ性格だったので 簡単にカウンターの上で食べてくれるようになりました。 でもマイ君が亡くなってしまって、3人家族になってしまうと自分を人間だと思っているダヤ君は食卓に人間のご飯が並ぶと、自分も張り切ってカウンターに上ってち~んとお座りして 「いただきます」 を待つようになりました。その姿があまりにも可愛いので、私は暫くそのままにしました。でも、ご飯時ですからカウンターに上がってうろちょろされるとガスレンジで火傷しないかと心配でしょうがない。それで少しずつ下でもご飯を食べさせるようにしました。 ダヤ君はやっぱり物覚えがいいので、すぐに下でもご飯を食べてくれるようになりました。だけど物覚えがいいので、カウンターでご飯を食べることもちゃんと覚えていてダヤ君は今や気分次第で上か下で食べるということになっているんです。ま~、ご飯の準備をしていると、ダヤ君がどちらかの場所でお行儀良くお座りしてくれているので私は別にややこしくもなくご飯をそこに置いてあげるだけなんですけどね。多分、すっごく待ち遠しいときは、テンションが上がってカウンターの上に来ているような気がするのですが本当のところは、ダヤ君にしかわかりません。 ダヤ君にはダヤ君にしかわからないこだわりがたくさんあるようなので私はそれらをできるだけ尊重してあげたいと思っています。