2004/10/27(水)22:48
韓信(かんしん)の股くぐり
いよいよ気温も下がり、秋も終わりに近づいてきましたね。
新潟の地震はとてもひどい事になっています。
現地の人達が一刻も早く平和な生活が戻りますように。
私がリンクさせてもらっているなおっちさんのHPにこんな情報がありましたので、
私も微力ながら協力させていただきます。
「なおっちさんの HP」☆
なおっちさんのHPより
日本赤十字社は二十五日、
同地震の災害義援金の募集を開始。
郵便振替で、口座名義は「日本赤十字社新潟県支部」、
口座番号は「00530-2-2000」。
振替用紙の通信欄に「新潟地震」と明記する。十二月三十日まで募集し、物品の寄付は受け付けない。
日本郵政公社は同日、郵便振替による災害義援金の無料送金サービスを開始。
取扱期間は十二月二十四日まで。送金先は新潟県災害対策本部、和島村地震災害義援金、日本赤十字社新潟県支部、新潟県共同募金会となっている。
また、スーパーなど小売店ではイトーヨーカドーとセブン-イレブンが同日までに義援金の募金を全国の店舗で開始。他の各社でも今後、募金を行う予定という。
テレビ朝日では、新潟県中越地震災害による被災者を援助するため、ドラえもん募金を行なっています。
電話一本で100円を寄付できるシステムですので、ご協力いただける方は、
表示の電話番号「0990-53-5000」にお電話ください。
なお、携帯電話、PHS、公衆電話からはご利用できません。
↑これは公式ダイヤルです。
新潟の被災されたみなさんの一国も早い復興を
お祈り申し上げます
イーバンク銀行で
直接義援金を振り込めるそうです!(しかも手数料無料)
イーバンク銀行は郵便局とつながっていて、
送金や振込みができてとても便利です
<今日出会った素敵なお話>
他人から、いわれのない侮辱を受けるときがある。
カッと怒ってやり返すか、淡々と流すか・・・・・。
長い目で見れば、どちらが得なのかを考えさせるエピソードに、
「韓信(かんしん)の股くぐり」 がある。
韓信は、中国の貧しい家に生まれた青年であった。
なかなか仕事にも就けず、毎日、川で釣りばかりしていたという。
しかし、独学で孫子(そんし)の兵法を研究しながら、
「今に見ておれ。いつか、必ず、将軍になってみせる!」
と、大それた志に燃えていた。
夢はあっても食べる物さえままならない。
川で、木綿をさらす仕事をしている女性が、あまりにも空腹そうな韓信を見て、
1ヶ月以上も食事をさせてくれたこともある。
そんなある日、町で、不良にからまれた。
「貴様、いつも偉そうに剣なんかぶらさげやがって!
カッコウばかりで、心の中は、ビクビクしているのだろう」
人が大勢集まってくる。
不良はますます調子に乗って韓信を侮辱した。
「どうだ、その剣で俺を刺す度胸があるか。やってみろ!
出来なければ、俺の股をくぐれ」
韓信は、黙って不良を見つめていた。
やがて、地べたに這いつくばって、嘲り笑う不良の股をくぐって見せた。
どっと、笑い声が起きる。
「臆病者」
と さげすむ声が聞こえる。
しかし、韓信は、何食わぬ顔で、その場を立ち去った。
当時中国は、秦(しん)が崩壊し、各地で戦乱が起こっていた。
彼は志願して、戦いに参加したが、なかなか才能を認められず、
戦場を転々としていた。
だが、やがて、漢(かん)の大将軍に抜擢される。
軍を司るや、連戦連勝、目覚しい活躍を果たした。
漢が中国を統一すると、皇帝は、韓信に広大な領地を与え、
楚(そ)王に任命した。
町で笑いものになっていた男が、一国の王にまで、出世したのである。
韓信は、まず、河原で食事を恵んでくれた女性を招いて、
千金を与え、昔の恩に報いた。
次に、
「股くぐり」の恥辱(ちじょく)を与えた男を呼び出した。
かつての不良は、真っ青になっている。
殺される事を覚悟していた。
だが、韓信は、意外にも、この男に
「中尉(ちゅうい)」の位を与え、
自国の軍人に採用したのである。
居並ぶ将軍や大臣達に、こう言って紹介したという。
「この男が私を辱めた(はずかしめた)時、いくらでも殺す事ができた。
しかし、一時の怒りで罪人となっていたら、
今日の私はなかったであろう。
この男のお陰で、我慢する事を覚えたのだ。」
ならぬ堪忍(かんにん)、するが堪忍。
大志を抱く者は、ささいなことでつまずくわけにはいかない。
忍耐の大切さを教えている。
「こころの道」 木村耕一著より
大きな夢をもち、自分を大きく大きくみて、
許しあい、誠意をもって生活をする事が大事なんですね。
この世界で出会うすべての物事は自分を成長させてくれるものなのかもしれません。
そう考えられれば、「許す心」と「感謝」の心が芽生えてきますよね!
自分がこんな素晴らしい人だったら、
こんな人物だったら、、
今この瞬間、、
どのような態度を取るかな。。。
と考えながら生活をするのもいいかもしれませんね。
それでは今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
みなさまに、たくさん たくさん素敵なことが起こりますように☆