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テーマ:今が旬の話(413)
カテゴリ:なるほどうんちく関係
先日、制御不能になった米国のスパイ衛星「USA 193」を、イージス艦からの迎撃ミサイルSM-3を使って撃破するというニュースを見ました。
理由は、毒性のある燃料ヒドラジンが満タンの状態で入っており、人口密集地帯などを汚染した場合のリスクが高いことに基づく決定だそうです。計画は、「地球の大気圏に突入する直前に」、SM-3迎撃ミサイルを衛星に向かって発射するというものです。 ミサイルがその高度で衛星に衝突すれば、宇宙に放出される破片の量は少量になり、衛星の破片の大半は、衝突してから10~15時間以内に大気圏で燃え尽きるそうです。また、衝突によって「衛星の速度が落ちる」と思われるので、「海に落下させる」ことが可能になるようです。 撃破計画は数日中に実行される可能性があるそうで、もしかしたらもう行われたかもしれませんね。 ミサイルで衛星を打ち落とす・・・これだけ聞くとSFの世界みたいですね(^▽^;)。確かに昔から各国で打ち上げた衛星が、役目を終えても衛星軌道上を回っており、そのような衛星が数千から数万個あると言われています。 ただしこの件については、衛星を打ち落とすテストでは?と中国始め各国から非難されています。なにせ人工衛星のミサイルによる破壊は、今回が初めてではなく、07年1月に中国が実験として実施しました。破片が他の衛星などに衝突する危険性や、宇宙での軍拡競争につながりかねないとの懸念などから、米国などは中国を強く批判した経緯がありますから、当然と言えば当然かもしれません。 日本が夜の時にやってもらったら、花火みたいで、きっと綺麗なんだろうなぁ~と思う私はやはりアホですよね(^▽^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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