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テーマ:今日のこと★☆(106277)
カテゴリ:原発事故・放射能関連
昨日の日記では、福島理系大学院生さんのご指摘通り、言い過ぎた感があったようで失礼しました。この件で「風評被害」の立役者になってしまったのであれば、お詫びいたします。申し訳ありませんでした。
「風評被害」という言葉は、かなり曖昧な雑な言葉のため私はそもそも好きではありません。安全だと立証されているものに対して、安全ではないと言うのが、多くの方が意識している「風評被害」の意味なのでしょうが、その「安全」という判断基準は何なのでしょうかね。 私は原発事故以降、政府がよく使う「安全」という言葉が嫌いになりました。完全に安全なものを100だとすると、そうでないもの(例えば60~90)も「安全」という言葉で公表しているからです。例えば暫定基準値ですが、従来の基準値に照らし合せると「危険」なのに、基準値を引き上げることで「安全」になったりもしています。それでは数値の意味って何なんでしょう。 原発事故後、人間の構造が変わったなら理解できますが、普通に考えると黒が白(グレー)になるのは、おかしいと思いませんか?通常の基準値は、より安全な厳しい値にしているため、多少基準値を上げても問題ないという思いもあるのでしょうが、それだったら今までの「安全」という言葉と一辺倒にしてほしくありません。 武田教授がよく使っている「がまんできる量」という言葉が私は適切だと思っています。生命に危険を及ぼす量ではないので摂取しても構わない、でもなるべくなら摂取しない方が良いという数値です。そこまではっきり言い切ってくれれば、被災地支援のため、多少がまんしてでも協力して農作物を買おうと思う人もいるでしょうし、いやいやがまんしたくないので、違う産地の「安全」なものを食べるという人もいるでしょう。 食品の数値がこうなっていますというのは公表して欲しいですが、それを曖昧な暫定基準値に当てはめて「安全」と判断するのは政府、自治体ではなく、消費者自身だと思います。出荷制限されるようなものは当然論外ですが、政府が市場に流通させているからには、それなりの情報を公開する義務がありますよね。 それを情報公開もせず、「流通させている」=「安全」としているため納得できないのです。例えばよく食品で使う暫定基準値500ベクレルですが、0ベクレルと499ベクレルが同じ扱いで「安全」とするのはおかしいと思いませんか?しかも消費者が購入する際は、情報が一切無いため、0ベクレルと499ベクレルの区別がつきません。 それって本当に正しいことだと思いますか?私は理系の大学を出たと言っても、放射能に関しての専門知識はほとんど無いど素人です。ですが、人の親として、少しでも世の子供達の未来のために、汚染の少ない食品を食べさせ内部被ばくを防ぎたい、ただ、それだけのためにブログを書き続けています。 専門知識を持っている方からすると、間違っている内容もあることでしょうが、そのポリシーだけは絶対譲れません。 すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年01月13日 12時31分49秒
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