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がんばった！

今日は早起きして実家へ。両親の洋服の処理をするため。父の分は知らないうちに母が処理していて、ほとんど残っていない。ただ母の分は大きめのプラスチックボックスに5箱分ぐらい残っている。それでも母は自分の古い下着とかは全部処理していたという。母に生前に相談されたという母の友人に後で聞いた。だから残っている洋服はきれいなものばかりで、まだ全然着られる。デザイン的にはちょっと古いけど。でも着る人がいない。だから今回の兄の引越しを機に思い切って整理することにした。雨の中を兄と二人で古布のリサイクルセンターまで持っていく。センターで、プラスチックボックスの中身をビニール袋に詰め替えながら、「ああ、これは私の中学の入学式のときに着ていたスーツだ」とか、やっぱり感慨というものは湧いてくるわけで。でも思い切って置いてきた。リサイクルセンターのおじさんもいい人で何だか癒された、っていうか、こっちの人たち（←地元）、特におじさん、おばさん、ってみんな普通にいい人が多いことに今回気づいた。その後、デパートにスポーツブラを探しにいったが（←まだ探してる）売り場のおばさんにすごく親切にしてもらったし。ええところや～＊＊＊＊＊兄に「私、髪の毛切ったんだけど？」と振ると、「え？いつ？」と言われる。「年末だって」兄、絶句。「そういえばお前髪の毛長かったっけ」だからアンタ結婚できないんだよ！＊＊＊＊＊そしてセールでほぼ理想のブーツをお買い上げ。色は茶色で、サリーちゃんの足みたいにつま先が丸くなっているヤツ。これで今年の冬のお買い物ノルマを果たした。ふぅ

引越しの手伝い

兄が転勤で今の家（実家）を引き払うので、荷物の整理のために実家へ。7年前、いろんなものをずいぶん捨てて今の家に引っ越したつもりだったが、やっぱり「あれもこれも捨てられない！」というものが残っていて、これを機にスリムになりましょうということで、荷物整理の手伝い。残すものは、家族の写真と手紙類、母が集めた食器。自分たちの服、本。私の雛人形。それ以外のものは本当は全部いらないもの。父の服は母がほとんど処分していたのだが、母の服はプラスティックの箱に５箱もある。今回処分しようと思って見てみたのだが、やっぱり捨てられないよ…デザインも古いし、年齢も違いすぎて、私には着られないのだが、捨てるのは無理！！「無理して捨てることない」と兄が言うので、今回は見送り。こんなことなら、母が死んだときに親戚のおば様や母の友人に「形見分け」しておけばよかった。誰にどれをあげるとか、そんな心の余裕なんかなかったから、ぜーんぶ誰にも渡さないで、手元に取っておいたのだ。今となっては誰にもあげられない。今回荷物をあさっていたら、母のアクセサリーを新たに発見。ダイヤの指輪2個ガーネットのペンダントパールの二連のペンダントべっ甲の帯留へへ、金目のものが（ニヤリ）現金なムスメだと母は苦笑しているだろうか…もうすぐ8年になる。

ショック・・・

兄より電話来る。転勤になったそうだ。がちょーーーん（死語）千葉県の田舎のほう。彼は5月に転職し、その会社が東京から千葉に本拠地を移すとのことで。いやぁ、どうすんのよ、どうすんのよ、うろたえる私。今、彼は実家（神奈川県）に住んでいる。引越しすればそこが空き家になる。空き家のままだと傷むし、固定資産税や月々の管理料も馬鹿にならない。どちらかが結婚するまでは、実家は実家のまま置いておこうと言って、永遠に実現しないかも、とたかをくくっていた問題に直面することになった。だいたい千葉県って都会もあるけど、田舎のほうは雨が降るとすぐ電車が止まるところでしょ。そんなところに兄が行くなんて不憫でならぬ…そんなところに兄が行くなんてあたしが心細いじゃん。こんなことってあるんだねぇ。週末に対応策を協議予定になった。まずはお墓参りにいくということで。

親子って・・・

16日に祖母と叔父一家と両親のお墓参りに行ったのだよな。終わった後に、みんなでランチ。叔父には二人娘がいて、当たり前だが私のイトコである。祖母は、上のお姉ちゃんのほうを怖いぐらいウチの母の名前で呼ぶ。ウチの母とイトコが似ているから言い間違えるのだと祖母は言い張るのだが、そりゃ違うだろ。似ていない。全然。私が母に似ていないぐらい、イトコも母には似ていない。どちらも「き」で始まる名前だからじゃん？それと、いつも祖母の心には早くに失った娘がいるんだろう。かわいがっていた愛しい娘が、同じく愛しい孫娘に重なるんだろうね。叔父が、「実の娘（←ワタクシ）を前にして、似てる、似てるって言うんじゃないよ。」と祖母をたしなめた。祖母は「これを言ったら人が気を悪くするかも」という思考回路がまるでない人なので、私のことなんぞ考えてもみなかったらしい。祖母のわかりやすい「エコヒイキ」も、それを隠す配慮ができない雑なところ（正直すぎるところ）も、今に始まったことではないので、彼女の発言に、特に気にも留めていなかったのだが、やっぱり苦笑ものだよね。祖母、悪いと思ったのか、「みしぇるが生まれたときに、みしぇるのパパが『この子は将来、島田陽子みたいな美人になる』って言ったつよー。」と言った。し～ん･･･吉永小百合のファンだっちゅうことは知っていたが、島田陽子も好きだったわけか、父よ。そんな遺伝子1つもねえだろ、うちにはよ！！と今は亡き父につっこんでみるしか、何ともいえない徒労感をやり過ごす術はないのであった。

兄

本日、兄の誕生日なのでございます。おめでとう、とメールをうったら、ありがとうございます、と返事が来た。昨日は羽田の停電のせいで関西空港から飛行機に乗った私は1時間離陸が遅れた。聞けば電気工事を請け負っていたのは兄の会社だったらしい。すみませんでした、って。別にアンタのせいじゃないのにー。といいつつ、兄の会社のPCを使っている私。買って数ヶ月でキーボードがぶっ壊れたとき文句を言ってやった。父の実家に行くのに、京都で兄と待ち合わせて、40分電車に揺られた。先日、同期にダメだしされたことをぐちった。「自分勝手に生きすぎで、共同生活に向かないって言われた。」「そうじゃないよなぁ。」と慰めてくれた。親戚から「どこに住んでいるの攻撃」を受けたときも、「すごい普通の下町ですよ。家賃も都心にしてはリーズナブルだし。」とかばってくれた。2歳半の男の子（従兄弟の子）と不器用にたわむれている兄がひどく新鮮だった。そんな出来事で、心がちょっと温かくなった。

死ぬことと生きること

33歳で肺ガンで亡くなった男性のブログを見つけて、ざっとだが読ませていただいたのだ。（一応トラックバックしてみたけどWorkしているかイマイチ不安･･･）私（29歳と6ヶ月）とそんなに変わらない31歳で発病、2年の余命と言われた彼はいったいどんな気持ちだったんだろう。体もつらいが心もつらかっただろう。33歳の誕生日の彼の言葉は、「おそらく人生最後の誕生日」私の両親はガンで死んだ。父54歳、母48歳。33歳で死ぬことと54歳と48歳で死ぬことがそれほど違うとは思えなかった。もちろん29歳で死ぬことも。最後まで本を書くことにこだわったこの男性と、最後まで自分の体調を事細かに記していた父の姿と重なった。どんなにか生きたいと思っていただろうか。衰弱する体をもてあましながら。1回だけした手術と何回かの化学療法の後、父はほとんどの闘病生活を自宅で過ごした。毎日、自分で作った表に几帳面に体調を書き込んでいた。時間ごとに痛みの強さを1から5まで評価し、体温をはかり、馬にやりたいぐらいの大量の薬を飲む。その合間に代替療法の本を買ってきては読む。実践する。いつでも書き込めるようにリビングのテーブルの定位置に表とペンがスタンバイされていたことを思い出す。それを続けることでどこかにたどり着くとは思っていなかったと思う。でもやらずにはいられなかったのだ。よく思い出すことがある。ウチのトイレが詰まったときのこと。家の敷地内にあった下水道の蓋を開け、詰まった汚物を取り出す作業をしたのは父だった。宣告された余命なんかとっくに過ぎた末期ガン患者がやるか（やらせるか）普通？と今になって思う。元気なときは縦のものを横にもしない亭主関白な父だったが、そんなことを嫌な顔もせずに痩せた体でやってのけた姿を今でも思い出す。母が病に倒れてからは家計簿もつけたりして、病気であってもやはり父は父なのだった。母の病状が深刻なことを父には内緒にしておくべきと兄と話をしていたが、問い詰められて私は父に母の病状を話してしまった。なぜか父にとっても自分じゃない人の病気は「別物」だったようで、かなり冷静に受け止めていた。むしろ自分のほうが軽いと思っていた節もある。運命に身を任せて静かに逝った母に比べ、父は戦い抜いて去っていった感がある。彼の生への執着は周りの人間が辟易するほどであった。自分の体調を整えるために周りの人間に何もかもを要求する父だったのだ。「生きるためなら何でもする。そういう意味で私はずるいですよ。」と私に言い放ったこともある。死にたくないという欲望を誰が責められるだろうかと思う。問題は、どうやって折り合いをつけるかだ。誰だって死ぬのだから。私に答えを見つける日は来るのだろうか。

離婚

昨日は同期の集まりで2年前ぐらいに同期同士で結婚したカップルが3日ほど前に離婚したと聞かされた。男のほうは、関西のイケメン。かっこいいしおもしろいし、たぶん同期男の中で1番のモテ男だったはず。女のほうは感じが悪いけど（いつも「かったりーな。」という表情をしている。超人見知り）顔はきれいな子。私はそのカップルとはあまり面識がなかったのだけれど、私の仲のよい同期が彼らのお家に遊びに行っても、彼女のほうはなんだかんだと用事を作って家にいない。「おれ達と会いたくないらしい。」とその同期は言っていた。結婚式にその夫婦を招いても彼女のほうは来ない。嘘か真か、セックスのときも彼女は黙っているらしい。彼が「声とか出さないの？」と聞いたら、咳払いをしたとか。（笑）何があったかわからないけれど、結局、彼のほうが我慢しきれず離婚に相成ったということか。せっかくお家まで買ったのにね。そんな話を聞いた翌日の今日、奥菜恵とその夫が離婚したんですってね。「しこりを残したくないから離婚した。」みたいなことが書いてあったが。離婚するのはいいけど、しこりを残したくないからさっさと離婚っていうのはどうなんだ？もっと徹底的に結婚生活にしがみついてみろっつーの。もう消えないしこりが残るぐらいに。やる前からあきらめるな。真剣にやれ。と思った。＊＊＊＊＊りんりんは明日から夏休み。毎年恒例の南の島へGoなのだ。ちょっとちょっと、全然最近接点がないじゃないよぉ。さみちいわ。

芸能ネタに思わず反応

若貴のお父さんが亡くなって、兄弟が揉めている様子がテレビのない私にも伝わってくる。お父さん、まだ50代で若かったんだなぁ。私の父親とほぼ同じ年で亡くなったのだ。貴乃花親方（弟のほう）は私の兄と同い年ということもあって、つい関心を持って見てしまう。うちはもう7年も前のことだから、彼らのお父さんは相当若くして子供を持ったんだろうけどね。＊＊お葬式＊＊いやぁ、お葬式って本当に大変。うちのようなごく普通の家（でも親戚はうるさい）でも色々大変だった。兄は社会人2年目、私は学生で、右も左もわからない。皆、そりゃあ同情してくれましたが、焼香の順番とか席の順番とか喪服のこととか出す料理のこととか、あれこれ言う人も多かった。あまりに緊張して、段取りが忙しくて、悲しんでいる暇なんてなかった。でも心は確実にダメージを受けている。そんなときにマスコミにさらされて大人の対応ができるほど、あの兄弟は成熟していないんじゃないかなぁ。それも問題だけれど。＊＊女の人生＊＊お母さんが離婚しちゃっているのも何かと問題を複雑にしている。本当はお母さんがびしっと仕切れればよかったのにね。とは言うものの、うちも離婚話が出て、いったん納まった後に父がガンになった。父がガンになる前に離婚していれば母がガンになることもなかったかもしれない、なんて思ってしまうのですよ。やっぱり母には生きていて欲しかった。憲子さんが離婚しないと自分の人生を生きられなかったのなら、離婚してよかったと個人的には思う。しかも（故人には失礼だけど）グッドタイミングだった。ガンの夫を捨てて離婚はちょっと難しかっただろうしね。＊＊財産＊＊花田家とはまったく比べ物にならないけれど、うちにもちょびっとぐらいの財産（小さな一軒家）らしきものがあった。父が死んだとき、親戚は何か揉め事が起こるのではないかと思ったらしい。そのとき、母がもう末期ガンであることはわかっていたので、私は母に、「お父さんと二人で立てた家なんだから、好きなようにして。私たちは大学まで出してもらったし大丈夫。家を売ってお母さんのガンを治すために全部使ったっていいじゃん。」と何気なく言った。自分としては当然のことだった。別に言葉にする必要もないぐらいの。そのことを母は祖母に話したらしい。「あたしも心配していたけれど、みしぇるはそんな女じゃないと○美（母）が言うけん、安心したとよ。」と祖母に後で言われた。･･･心配されていたんだ、あたしたちってば。そういう人間だと思われていたことのほうがショックだった。世の中を少し知った瞬間だった。＊＊憎しみの感情＊＊冠婚葬祭の恨みは怖いというけれど、私にも父のお葬式以来、縁を切った叔母がいる。それまでの人生であんなに明確に強い意志を持って、一人の人間を拒絶したことはなかった。客観的に見て、叔母が悪いのは明白だったけれど、一点の曇りもない自分達の立場に驕りを持って彼女を拒絶したのではないか、他にも道はあったのではないかと今でも考えるのだ。私が小心だからかもしれないが、人に対する憎しみの感情は後からしっぺ返しのような形で自分に返ってくるのではないか、と恐れのような気持ちが常にある。私たちが彼女を憎んだのと同様に、彼女も彼女なりの言い分で私たちを憎んでいるに違いない。この感情を抱えたまま、彼女が例えば死んでしまったら、解決できなかった問題として私の心に一生残るだろう。問題はできるだけ解決していくものなのか、時間とともに自然と解決していくものなのか、7年経っても私にはまるでわからないのである。若貴兄弟とじっくりこの問題について話してみたい今日この頃である（笑）

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